2015年 11月 17日
三岩岳のクリスマスツリー
三岩の小屋で 白秋の山を語りあう
シラビソの米つぶほどの葉先には 小さな雫が垂れ
深く静かに魅入ると 突然 風が吹きあげた
枝が揺れ 光の飾りがすべて掃われ どぉっと「光」が降りかかってきた
凄い 見惚れるばかりで 何もすることができなかった
この驚き、、、これが自然の茶飯事なのか?
その硝子のこちらとあちらとに 人間臭さの境界が見えた
忙しがり屋の彼も そんな硝子の内側の人間だった
賑わいの夏が終わり 山もそして仲間もそれぞれに迎える秋
山は思考の場でもある