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夏花 マツムシソウ

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マツムシソウの蕾。
天狗角力取山で撮影した。


ヒメサユリを追いかけていたら
既に、夏の準備を終えたマツムシソウの蕾が
ゆらゆらと風に揺れていた。

真夏になると朝日連峰稜線に咲きだす。

大学一年時 夏休みに朝日連峰を縦走した。
朝日鉱泉から大鳥まで・・・。

人もまばらで山との一体化は実にスーパーだ。
そんな世界で寒江山を過ぎると、、、
中先峰までずうっと・・・、稜線は紫色。





あのころは・・・
左翼も 右翼も 堂々と 意見を交わせていた。

政治と無関係なところに 山の世界があるとすれば
いったい そこは …、どこ?なのだろうか。

モノ言わぬことで 単に 山に興じても
それは人間道として 真に正しい姿なのだろうか?

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天狗角力取山から三方境までの稜線。
奥の主稜線は寒江山。

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昨年のマツムシソウ


Commented by HITOIKI at 2015-07-12 20:30 x
私の好きな作家にC.F.ラミュというスイスの国民的作家がいます。彼は「アルプス高地での戦い」という小説を書いていて、アルプスで暮らす人々が大国の狭間で揺れ動いている時代を描いています。今の日本では山を生活の場にしている人は少なくなってきていて、ただ山を愛好しているだけの僕に社会を語る立ち位置は危ういように思ってしまいます。でも、昨日、ロープウェイから枯れてしまった木々を娘から教えられて見下ろすと、人の行いのなんと愚かなことを感じます。そのおかげで高みに登る僕ですが。
Commented by tabi-syashin at 2015-07-12 22:45
娘さんは その道に進まれたのでしょうか?お若いのに
しっかりと物事の因果を見ておられるようです。

それに比べて歳を重ねるごとに中年は卑怯な生き方になってゆく。
分かっているのに、その出るであろう一つの答えに、、、
盲目と聾唖を誓っている。
by tabi-syashin | 2015-07-12 07:31 | Mount Asahi | Comments(2)