人気ブログランキング |

グルメ探訪 : 麺や文左(登米市)

d0237340_2223259.jpg



この連休、天気が崩れたお陰でようやく登米までグルメ探訪に行くことができた。「麺や文左」、立派なコンセプトと食へのこだわり、地産地消を謳った口上書きをネットで展開されておられる。メニューの中に「はっと鍋」を見つけたので食欲が刺激された。旨いのか?美味しいのか?実のところはどうなのか? あ、いや、「はっと」が食べれると言うだけで戦後少年たちは夢見る思いなのだ(笑)

d0237340_21591074.jpg

お店の傍まで行ったがお店の所在が分からなかった。それだけ幹線から外れ奥まったところにある。マルニ食品㈱さんの敷地の角に和風の門構え、高めの塀がぐるりと工場との境を仕切っている。門の暖簾をくぐると直感するのは、和風な雰囲気を出そうと努力なされているようだということと、今風な、少しばかり「上辺志向」?という気もしないでもない。

料亭の様な玄関に足を踏み入れると和食には過ぎるほどの洋風な調度品に驚かされる。もっと驚いたのは窓際にグランドピアノがデンとあること。窓際の特等席がもったいない?いやいや、夜の宴席で活躍するのだろう。そこそこ洋風なテイストのホールは家族連れで埋まっていた。腰の曲がった近郷近在のお婆ちゃんたちも 今日はよそ行きの正装だ。イタリアンかフレンチか?カフェのような雰囲気だからかな?、法事の団体もきているところをみると地元では人気店なんだろう。

d0237340_2159353.jpg


「はっと鍋」は20分ほど待たされるが グツグツ煮える音とともに配膳された。なぁるほどこんな感じなんだ・・・・!ん、ん~?でも、出汁の香りがしないぞ~ぉ? 油麩 椎茸 舞茸 牛蒡 人参 三葉 しめじ エノキ、そしてたくさんの「はっと」。鍋や食器がじつに高級陶器で豪華だ。

見た目は濃い目で塩っ気が強い感じがするが? で、顔を近づけても出汁の風味がしない・・・、先ずは啜ってみた。。。あれ~?あれれ~??子供の頃に食べたまんまの味じゃないの?味醂のない、強いて言えば 醤油の素朴さ?という感じ。7年ほど前、栗原の農家レストラン「いなかのくらし」でも食べたのだが あのときの「はっと汁」には思わず唸ってしまって、その後何度か訪問した。今日の「はっと汁」は・・・すっかり店のコンセプトやら蘊蓄やらメニューの口上やらにお腹が満たされてしまって、味覚そのものは往なされてしまった。

d0237340_222354100.jpg

天麩羅も衣が厚めだがカラッと揚がっていたし、平麺の饂飩は素直においしい。和食の世界をかじり知れば出汁の風味を望んで客はやってくるもの。奇を衒うようでは長続きはしない、それも一つの真実だ。次回の訪店時には素人でも出汁がわかるよう工夫されているかもしれない。
d0237340_22242512.jpg

トラックバックURL : https://tabilogue.exblog.jp/tb/21269967
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by tabi-syashin | 2014-11-04 13:45 | Miyagin | Trackback | Comments(0)