会津朝日・大幽山 (南会津) 1995.04.22~23

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大幽山 テントサイトから

ちょいと 雪かき作業で腰を痛め少し静養。その間 昔のフィルムを整理して デジタル化作業した。富士フィルム「写るんです」の保存状態が宜しくないせいか 色褪せが進んでおりかなり補正しないといけないので時間がかかった。ドット状に色抜けするので補正に一枚20分ほどかかった。

大幽山、志津倉山、博士山などのフィルムが懐かしい。
会津ファンにお尋ねするが??? 皆さんは大幽山をご存知だろうか? 耳にしたことは・・・?

この山を知る方は相当に会津朝日 もしくは 丸山岳に通った方と思われる。実際に 冬場・積雪期にしか登れないので 残雪を活かして登ってみた。もともとの計画は火奴山だったが 黒谷川の雪解け濁流が凄まじいので途中で大幽山に変更したものだ。

白沢から 叶の高手、会津朝日岳、鋸刃、大幽朝日岳 そして会津丸山岳を繋いで歩こうとすると、常に左手に見えているのが大幽山である。めったに登られることはないのだが 残雪の時期に鋸刃経由で会津朝日岳に時計回りで登るならこの山が有効だ。

会津朝日への登山道が大崩れで閉鎖状態だと耳にしたので、この春に会津朝日登山計画をお持ちなら 一度 このルートを検討されてはいかがだろうか? 雪山技術があるなら、大幽山の手前に檜の生えた細尾根がある。その細い岩尾根に雪がふわっと乗っかっている場合、ドスンと崩れるかもしれないので そこの通過にだけ注意すると大幽山には楽に行ける。

この時は 黒谷の雪解けが遅れており 城郭沢まで車で行けると思っていたのだが、倉谷までしか入れなかった。黒谷川右岸を延々と雪解けの水が茶色の濁流と化した激流の横を アイゼンをつけて歩いた。左斜面からのデブリの山にヒイコラしながら3時間。時間ばかり食うアプローチに焦っていた。

そのアプローチに飽き飽きしてきたころ 竣工したばかりの「高幽橋」が架っていて まんず驚いた。吊り橋はなくなっていて立派な橋に成りかわっていた。この橋を使って登ることにして 急きょ 火奴山尾根計画を変更、大幽山をピストンすることにした。沢沿いを延々と歩くより登ったほうが気が楽というメンバーばかりだ。即OKとなった。

このルートを使えば残雪期に、高幽橋-大幽山-鋸刃-会津朝日-叶の高手-沼の沢山-高幽橋まで循環できるはずだ。急きょの試登となった。
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大幽山より叶の高手
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大幽山より会津朝日岳
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大幽山より丸山岳

この年の2年前の1993年6月に、やはり幡野と会津朝日経由で丸山に登ろうとしていた。残雪をつなげばなんとか行けるだろうという計算だった。白沢に入りイワナの養殖場に着いて 就寝の準備をしていたら、突然 闇の向こうから声がかかった。「そこに止めるな! あっちに行け」暗闇の向こうから大声で怒鳴っている奴がいる。不気味な闇の主は犬まで放しやがった。嫌な思い出を作ってしまった。

3月の焼石岳山スキー山行での脱臼事故以来、山らしい山をやっていなかった幡野。彼の筋力トレーニングに会津朝日岳を選んだ。大幽朝日山にテントを張れれば、翌日に丸山岳まで往復できる予定だった・・・のだが? 藪に負け おまけに カモシカの溜糞からワンワンと寄せるブヨにたかられ 鋸刃から先をさっさと諦め 敗退した。幡野とのコンビでは記憶にある山である。

コースタイム
6/21 仙台2030-白沢0030
6/22 登山口0630-三吉ミチギ0730-人見の松0900-叶の高手0920-熊の平10-20~1050-会津朝日1140~1230-鋸刃1300-大幽山分岐1330-熊の平小屋1420(泊)
6/23 帰り道に蒲生岳

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単独で奥羽山脈を踏破した今出さん。
やけにこの日はハシャイデいた。 山頂でも 帰路でも 終始ご機嫌だった。


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ブナの林の帰路
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by tabi-syashin | 2014-02-11 14:12 | Mount M aizu | Trackback | Comments(0)