たおやかな峰 会津駒ヶ岳

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東北の山々のたおやかなことと言ったら 他に例を見ないほど。日本の山岳風景のほとんどが仮にアルプスのように、人を寄せ付けない排他的な岩場ばかりだとすれば・・・、 東北の山はその真逆で、なんでも包み込んでしまうような大らかさと温かさを持っている。

初めて会津駒を登ったのは30年前、郡山勤務時代で、NHKの文化教室のお手伝いだった。いろんな中高年の方々が得意な料理を持ち寄るので 自分で「お弁当」を作ったことがない「引率」だw  あの時は滝沢口から駒の小屋 山頂後にキリンテの方へ下ったのだった。大津岐峠まで燧ヶ岳を望みながら進む印象が良く 今でも心に残っている。

今回も喘ぎに喘いで最初の急な水場までの登りを一時間半もかけた。そうなることは分かっていたので とにかくのんびり写真を撮りながら進んだ。斜度が落ち始めると大勢の登山者が休憩中だった。この水場は休まず通過した。

実はここからの登りが楽しみで、それは20年前、2回目の縦走時のこと。郡山の岳友KSさんと登った記憶、、、ブナからダケカンバにかわり それがオオシラビソに変化し森林限界となる展望ベンチあたり そのベンチの上部斜面にテントを張ったのだった。

五月連休 晴天紺碧の空に白い雪庇が大戸沢岳東面に張出していたっけ とても鮮明な記憶だ。その翌朝 会津駒に立ち寄り大戸沢岳から三岩岳そして窓明山、坪入山と渡った・・・ペースはこれまた超スローで途中の三岩岳でも実は仲間合流の日時合わせのためにテントを張っていた。

どこまでもどこまでも白い稜線だった。いい天気続きで 窓明 坪入を超え 一気にグリセードで稲子山に向かった。あのスピード感! その日は小沢山に泊まり、小立岩から新たな仲間の合流を待ち 山毛欅沢山から恵羅窪、城郭朝日岳へと継続登山し黒谷川に降り立った。 今 この展望ベンチで懐かしい4泊5日の山旅が思い出される。

30年ぶりと20年ぶり、再び3度目の会津駒は凄い人気になったけれど この山の予想通りの迎え入れように心から感謝した。
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中門岳でご飯食べるのは結構だが 「30名ほどの団体」となれば場所塞ぎになる。駒の小屋で弁当を済ませてから移動してもらいたいもの。リーダーは山の会の人らしいが・・・あそこで全員が木道を占拠していたら いったい「どんなことになるのか」想像がつきそうなものだが・・・マナーというか無頓着すぎ。せっかくの駒ヶ岳登山 みんなの思い出が台無しになりかねない。
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by tabi-syashin | 2013-09-23 16:07 | Mount M aizu | Trackback | Comments(0)