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宮城県美術館 ゴッホ展

宮城県美術館 ゴッホ展_d0237340_21324711.jpg

SIGMA DP3 Merrill
宮城県美術館 ゴッホ展_d0237340_17464113.jpg

SIGMA DP3 Merrill
ISO800 SS320 f5.6




天井の粒状感が気になるけど、ISOを上げないとブレちゃうので
敢えて「SIGMA的な設定」w 
DP3の画角だと壁際に立ってアレが限界で、
男の子の足まで 気が回らなかったのが正直なところw

「消失点」にこだわってカメラを構えていた所に、
前景となる人がフレームに入ってきたので「こりゃいい!」ということにw 
次に 意識して前景となる人を待ち構えていたら
男の子がたまたま来てフレームに収まったのがトップの写真。

画角の1/3ほど歩いた所でシャッターを切った。
スタイリッシュな女性だともっと良かったんだろうけど・・・、
ピンヒールなら吉?www




パリ印象派の画風、明るい色彩に影響された絵が心に残った。
パリ時代以降 南フランスのアルルに居住。
ゴーギャンと共同生活を始めたが、発作的にゴーギャンを襲い 
挙句自分の耳をそり落とすという素人の僕でさえ知ってる事件。
「癲癇」という病気だったそうで、
やがて青の「糸杉」を残してピストル自殺してしまうという結末。

画家になることを決意して
僅か10年、37歳の短い生涯の中で描いた800点もの絵。
アルルで描いた「耕された畑」「蟹」が展示され、
有名なヒマワリや糸杉の作風がそれらに表れていて印象的でした。

パリ時代の絵、形式性を重んじていた彼の絵を観ていたら、
解説に「パースペクティブ」という言葉が記されていて、、、
あっ!と我に戻って
写真をとってみたw 美術館のカフェテラス2枚。。。



宮城県美術館 ゴッホ展_d0237340_2310251.jpg
SIGMA DP3 Merrill



美術館って、もしくはそこに行くからといって、、
別に自分は気取ってるわけじゃない。
文化に触れるのは大切なワケアリと考えている。


つまり、山でも 車でも 音楽でも ただそれだけのためではない、
自分が持っている「文化度」という指数を維持するために
時間をとっているようなものなのだ、
ジャズも美術も小説も車も  自分の文化的尺度の一つと思ってる・・・、

それでなくとも
趣味の車だけじゃ埋まらないスペースが 底知れぬほどあるはず。
しかし、それとは真逆にどんどん時間はなくなるばかり。

「技量の要る山に興じるばかりが老後なのではない」、
年相応に文化度を磨く、これも自分の人生で「老ける」こととの
戦いのひとつなのだ。


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never forget



Goodbye b-road

ちょうど10年前の2009年9月から始めたブログですが、今回で終了することにしましたのでお知らせします。(8月末で削除します)

理由はいろいろありますが、家族の事情でこれまでのようにイギリスでの滞在、生活をベースにした活動ができなくなったことがあります。もっともこれは自分の年齢を考えるといつ急に様々な事情で同様のことが起きるかわからないわけで、持ち時間の問題です。次にぼくは東京にいてもほとんど撮るものがありませんので、ブログでもすぐにネタ切れになってしまいます。それからデジカメに少し疲れてきたのもあると思います。撮影に伴うデーター量もMBからGB、そしてTBさらにはどうなるんでしょうか?せっせと取り込んだデーター、実際は見返すこともなく次から次へと増えてしまうハードディスク、めったに使うこともないスキャナーやプリンター、高価でも期限切れになって積まれているプリンターインク、古いデジカメのバッテリーにコード類、まるでゴミ屋敷予備軍みたいです。10年間の自分とデジカメでの写真を振り返ると、恐ろしいような気もします。

止めようかどうしようかと何度も考えては引き延ばしてきましたが、最後にもらったコメントが良い引き金になってくれました。最後に上げた写真もこのところ取り組んできたタンバールの写真で、止めにふさわしい絵と自分では思います。訪問者の数も114万を超えて、もういいよと言ってるような気もしますし。ブログをやめたからと言って写真をやめるわけではありませんので、またどこかでお目にかかることがあるかもしれませんが、今は全く白紙です。

10年もの長い間 [b-road] を見て下さった多くの皆さんに心からお礼申し上げます、本当にありがとうございました。

さようなら。


# by b-road | 2019-08-21 14:50 | Trackback | Comments(50)



Commented by KS at 2013-06-30 19:54 x
気づきましたか。
私が広角に入れ込んでいる理由ですね。
難しいですよ。
みんな写ってしまいます。みんな写っていれば良いというわけでもなく・・・
最初の一枚は前景の男性が流れていれば良かったな、それと足は切らないほうが動きが見えてよいのではと。
ブレッソンが良いお手本になります。

いつも思うけど人物が入ると上手いですね。
私は人を撮るのがへたくそです・・・
Commented by tabi-syashin at 2013-07-01 10:31
スナップショットが好き ただそれだけですよ
レンズがないし 大概のカメラは35mmか50mmで
街中をスナップして歩くのが好きなだけですw
Commented by KS at 2013-07-01 20:24 x
http://www.atgetphotography.com/Japan/PhotographersJ/CartierBresson.html

ブレッソンの構図を見てみましょう。
彼はライカでほとんど50mmだったようです。
DP3 だと75mmですからパンフォーカスには厳しいですね。
SSは1/60Sくらいまでがんばってください。もちろん手持ちで。
DP2がスナップには宜しいかと。
Commented by KS at 2013-07-01 20:31 x
追伸:
スナップにテーマを据えてみてはいかがですか。マジに感性があると思います。手振れを恐れずイメージした構図でチャンスを待ちましょう。人の心も俯瞰するシャッターチャンスこそ貴兄の持ち味かと。
Commented by tabi-syashin at 2013-07-01 22:09
こんごも 
35㎜ 50mm 75mmで街中スナップ続けます。
でも もう視力が弱くなって ジッと見て構えることが
少なくなりました。
Commented by tabi-syashin at 2013-07-01 22:42
すごい 素晴らしい写真集ですね。。。
手ごたえをガツンと感じましたよ。
Commented by KS at 2013-07-04 19:31 x
4枚目、いいですね。ウエイトレスの位置が黄金比に来てます。小さなタイルと窓枠の影が四角のリズム。
前景の人の影が逆に写真に背景的なトーンを与えてますね。
Commented by tabi-syashin at 2013-07-05 09:44
75mmですと可能であっても 50mmですと余計なものの消去が必要になる。
なんでもできそうな35mmに対して 75mmにしかできないこと
75mmへの特化もあると思うので 今後も人物や繊細な紋様描写には
75mmをもっと使用してみたいなぁ と思ってます。
Commented by KS at 2013-07-06 17:38 x
以前、85mm F1.4を所持していましたが、使いこなせませんでした。巨大な前玉は威圧感がありました。ポートレート用ですが当然ながら合意がなければこのレンズの前でニコっとはできないだろうな・・・。200mmで待ち続けても誰も文句は言わないし、自分には向いているかな。光が変わる刹那の被写体。シャッターの手応え。写しているのか、撮らされているのか、多分後者だろう。
Commented by KS at 2013-07-06 17:43 x
コマーシャル紛いもたまに撮ります。頼まれて撮るのですが、どうも好かん。ライトをセットしてテストしてモデルに入ってもらって「笑ってー」なんてね。100ショットぐらいやると疲れるし飽きてくる。プロにはなれない。まーそれなりに絵にはなるのですけど・・・
by tabi-syashin | 2013-06-30 17:57 | Art | Comments(10)