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そろそろ朝日にでかけるか③

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小桧原川(コヒバラガワ)の向こうが湯井俣川(ユイマタガワ)。茂松沢から離森(ハナレモリ)に登って鍋森(ナベモリ)へと続く草原を確かめ北沢 楢山沢など向こう側の谷を降りてきた。50mもの直瀑、白糸滝沢も登攀した。北ノ沢、オリト沢、南ノ沢で赤見堂に出るし湯井俣川源頭で枯松山に出る。 夏合宿で湯井俣流域の枝沢ほとんどを踏査した、慣れ親しんだ流れだ。その左に丸森山、それを挟んで八久和川(ヤクワガワ)が出合川(デヤガワ)と名前を変えてずうっとこちらの紫ナデの北側にまで食い込んでいる。紫ナデの対岸は以東・エズラ・茶畑山だ。その頃、会の夏合宿では八久和流域の完結を目指していた。結果は海外遠征組の遭難事故*発生により緊急招集がかかり平七沢を辿って終わっている。翌年に完結できたはず、一度でいいので狐穴小屋(キツネアナ)にソロリと沢姿で現れてみたかったw しかし、あの海外組の遭難事故以来、僕はほとんど山に行かなくなった。遭難対策連絡本部を一月近く務め上げて 魂のほとんどを燃やしてしまったようだ。

月山の手前に赤見堂(アカミドウ)、その左手奥に離森(ハナレモリ) 鍋森(ナベモリ)、右手に石見堂(イシミドウ)が横たわっている。高安山~茶畑~以東と雪の紋様が虎斑のようになってるはずだ。朝日の稜線はたおやかで東北の峰々という感じ・・・離森の草原と池塘や赤見堂までのコンモリ感など地図を見ながら何とも言えない気分になる。

丸森山の左向こうにムカゲ沢を抱えて高安山が構えている。八久和川の入口に構える綺麗な山だ。朝日軍道の北端部、高安山のムカゲ沢遡行、最後の詰めが泥壁となりハンマーを打ち込みながら木の根を掴んで登った。フタマツ沢を下降する前に、灯明岩を左に見ながら眼下に八久和の流れを障子ヶ岳方面まで目で追った。その時は、一言 遠いなぁ・・・と思ったものだった。そういえば北面の高安沢での滝の捲きで落石に遭い、足の親指にヒビが入ったっけ。

まあ いずれも20年以上もの時間が経過している懐かしい山たちだ。果たして全座指呼できるかどうか?行ってみないことにはわからんw。そろそろ準備をしないといかんなぁ・・・。

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毎年冬合宿の準備で車のデポ地を確保するため現地に赴き、氏子世話役さんに神社前の空き地の使用を許可していただく。これで安心して3泊~4泊できる。ここ根子集落では、時々車の周りの除雪もされていたりして大感謝なのである。ここから日暮沢小屋まで7kmの雪道をラッセルで歩き通す。途中の堰堤で約半分、休憩だ。その後の詰めは日暮沢までだが、、、天候次第では小屋に泊まる覚悟もできていた。なんせ竜門尾根のラッセルが任務なので 清太岩まではなんとしてでもラッセルを済ませるのが循環尾根パーティを迎える日帰り組のド根性だ。 

ここ清太岩尾根で新入会員を一人、確保した。どういうわけか冬の朝日に単独で入山してくる若者がいて・・・、ずっと俺たちのラッセル跡を辿ってきたという。ゴロビツ辺りで斜度が増しさらに降ったばかりのモナカ、、、 ピッケルを持った両手で斜面の雪を腰の辺りに掻い込んで その雪を右膝、左膝とで圧し固め 右足左足を置き一段上へと登ってゆく。なかなか固まらぬわ 気を抜けば踏み抜くわ で遅々として進まぬラッセルだったが 一人100mのラッセル任務を難なくこなす若者は大歓迎だった。5名が順繰りでラッセルするので一巡で300mは確実に進む。 

翌週の火曜日、例会に彼はやってきた。東北大OB安田くん。勧誘したのは私だったので教育するのも私。当時 新入会員が5人もいたので全員まとめて「沢登りの楽しさ」を教えてきた。その後、どの沢にもどの冬山にも夏も冬の合宿も一緒で、ほとんどでザイルを結んでいる。翌年の夏、3ケタ高度の出羽丘陵弁慶山に遊んだ事や 最高の夏合宿を丁山地で過ごせたこと 秋の虎毛山集中山行などなど 山行企画担当として良き思い出になった ありがたく思っている。
















 
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by tabi-syashin | 2013-06-21 10:17 | Mount Asahi | Trackback | Comments(0)