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2013 塩釜神社帆手祭り

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神輿の中心棒、「轅(ながえ)」を担ぐ人の表情を 後ほど数枚追加しますが 目をグァッ!と見開いて 顔を歪めても 重さに耐える姿は若者たちにも見せてあげたい。頑張るお父さんたちの姿だ。
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明日で あの震災から まる2年が経ちます。
そんな中 塩釜神社では帆手祭り(ほてまつり)が開催されました。
 
戦時中も祭りを絶やさないできた塩釜の人たち、今日の強風のなか 202段の石段を 1トンの神輿を担ぎ降りる様は圧巻です。石段の中間部で望遠を構えていると、左右に神輿が揺れながら降りてくるのがよく分かります。氏子さんたち16人の担ぎ手の表情、なかなか街中では見れない素晴らしさがあります!

夜の8時に神輿が市内の練り歩きから帰還します。またこの石段を登り返しますが それはそれは下るよりも凄く険しいようです。担ぎ手の表情を何とかとらえたいと思って 懲りずにまた撮りに出かけます。この表情を見たら 明日からまた頑張んなきゃ、ね。

震災の年も3月10日に例大祭は行われていました。あの日の気温は仙台で6度、今年は4度ですから すごく寒い一日。おまけに風の強さも例年変わりがないようです。野蒜の避難所ではよく砂が舞っていた。
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担ぎ手の氏子さん、神輿の後ろで神輿を抑えるために202段もの間、ずうっとヒッパリ通す人たちがいます。凄い形相で 顔を真っ赤にし 目をつぶって抑えています。必死さが伝わってくる写真です。特に神輿の轅(ながえ)=長柄を担ぐ前後16人は最も危険で大変重要な役目です。
 
ゆっくり落ち着いて この写真を見ていますと・・・、
神輿に向かって そっと手を合わせる女性が写っています。

あの震災の日から 2年が経過しました。仙台近郊は 落ち着きを取り戻していますが 沿岸部は住むところ 仕事をするところが離れていて 日常生活が戻るには あと数年かかりそう。
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今回の写真はすべて50-250mmの望遠ズームレンズ一本で済ませました。モノクロ用としてSIGMA DP2 Mもポケットに入れましたが。。。もし18-135mm望遠ズームレンズだったとしたら後悔したでしょうね。こうも臨場感は湧き上がらなかったでしょうね。人の表情はやっぱり長距離望遠に敵いません。
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塩釜帆手祭り・・・日本三大荒神輿のひとつ
重さ約1トンの神輿を氏子16人が担ぎ、鹽竈神社の参道・表坂(202段の石段)を一気に下り、さらに市内を勢いよく御神幸する勇壮な祭りです。約300年前、火伏祭として町内の厄除けと繁栄を祈願して始まり、神輿洗いの神事とも呼ばれ、港町塩竈で行われることにちなんで帆手祭と呼ぶようになりました。

次回は・・・塩釜神社散策、帆手祭りのスナップです。どんなスナップが撮れているのか現像してみないことには分かりませんが 手ブレ ピンボケの山でなければ… いいんですが ^~^;;
by tabi-syashin | 2013-03-10 16:34 | Miyagin | Comments(0)