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八幡平アスピーテライン

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久しぶりの山岳ドライブである。
ルートは松尾八幡平からアスピーテライン経て田沢湖に抜けるコース。
途中、藤七の湯に入るため 樹海ラインを経由する。

峡雲荘を左に見て樹海ラインに入ってゆくわけだが 
高度1000m、「岩手富士」の後姿が見れる付近までは
ステアを左右に切り続けねばならない。

藤七温泉近くまで来れば右手に茶臼岳を眺めながらの漫歩コースとなる。
硫黄のにおいが鼻に突いたら すぐに藤七旅館だ。
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藤七の露天風呂から見上げる空は秋の巻雲が浮いていた。
ここの露天は2度目だが、過ごし方がとち狂って予定がオーバーする。
今回も 泊まりたい願望にやたら駆られた。

隣の地平線は茶臼岳から延びる八幡平の稜線。
リングワンデリングの怪?黒地森の湿原地帯がその地平線に隠れている。
秋田方面に向かって左斜面は 一面の笹が光っていた。
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夏の終わり ススキ、シャジン、キリンソウなどが出そろう。
そろそろ山も 秋へのシフトチェンジだ。
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車を止めれば そこここに探訪したい草原と沼を発見する
このまま走り下るのが非常にもったいない。
山は 歩いてこそ山 再確認になった。

車乗りは 歳をとっても 車に乗るの?・・・と問われたら、
半分は車を降り、半分は車に思い出を飾り 半分は山を歩くようになる
大学時代から ずっと山を歩いてきた自分だから
ついつい出てしまう いつものどうでもいい解答。それしか他に用意できない(笑)

外気は20度。窓を全開にしてブナ林をおりてゆく。
ここから 黒湯温泉まで2時間チョイ、、、じつに快適だ。
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春山淡治にして笑うが如く
夏山蒼翠にして滴るが如く
秋山明浄にして粧うが如く
冬山惨淡として眠るが如く

春は山笑うがごとく
夏は山滴るが如し
秋は山粧うがごとく
冬は山眠るが如し

まもなく錦秋の秋がやってくる
by tabi-syashin | 2011-08-22 14:56 | Iwaten | Comments(0)