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かつて 小さい背丈でその大きな体を揺らしながら八幡平に登り、また 大海原まで続く北上台地の長閑な山々と 特産種の花を早池峰の頂にて眺め、 田中澄江さんは深く思ったことだろう。「あぁ、なんと! 東北の山はたおやかなんだろう・・・」と。。。

今から35年前、朝日新聞社が出版した「花の百名山」田中澄江・著 は瞬く間に人々の心を捉えた。その後、1995年に「新・花の百名山」が出版されたのだが、焼石岳の隣り、栗駒山で 風に花穂を揺らすヒナザクラの群れ、その印象が繊細につづられた。

姿の美しい姫神山や南三陸の五葉山や賢治が愛した種山高原などが随想に書かれても、お忙しい身にあられて登るチャンスを得ないまま この焼石岳は選外となり今に至っている。 いやいや漏れたお陰で 岩手の南に、身近な花の山を我々は戴き 眺めることができるというわけだが。ありがたい話でもある。

今日は山を愉しむ人たちの表情・仕草に重きを置いて視点を絞ってみた。巧くできたかどうかは分からないが 「カメラ目線の記念写真」では捉えられない、自然を前にしての着飾らない感情が映し出せればいいと思う。

それを写しとるには撮り手に余裕ができていないと・・・、 そう簡単にはシャッターチャンスにありつけるものではない。今日は山岳用の三脚を担いだので シャッターチャンスが来るまで ジックリ構え 人物が画角に入るのをジッと待つことができた。

それにしても、今年の焼石岳登山路では いつもの混雑・渋滞は全然なかったなぁ。余所の山の花咲く時期と重なったからだろうか? 昨年の場合は銀名水小屋の雪渓から渋滞が続いたものだが・・・。だからか?中沼の駐車場に滑り込むことができたのは・・・おかげさま。


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近年、ここ焼石での問題は花咲く時期に駐車場が満杯になること。前回は余裕だったのだが、今年は山開きと、花のピークと、言うことなしのお天気とが重なって、既に林道途中の路肩スペースには四輪駆動車が並ぶ。 今日はどうかな? 不安ながらも駐車場を目指した。かろうじて トイレの脇に軽自動車1台分のスペースがあり 車を押し込んだ。7時前、ホント滑り込みセーフだった。

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by tabi-syashin | 2015-06-08 14:47 | Mount Yakeisi | Trackback | Comments(2)

焼石岳 (PENTAX Q ・ 1×1)

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田中澄江さん・エッセイ「花の百名山」

出版したのは昭和55年、1980年。それまで"花の百名山"という呼称自体あまり大衆化も得なかったが・・・この本が火付け役になったように思う。平成7年1995年、見直しが為され「新・花の百名山」が出版された。これがまたバカ売れした。この本は掲載写真がとても綺麗だったと印象が特にある。ちょうどそのころ自分も山に傾注していた時だからそんな贔屓な印象を抱いたのかもしれない。書棚の本を捲るとじつにこれが焼石岳はリストされていなかったりする。蔵王も入っていない。秋田駒や早池峰 栗駒山などが花の百名山にリストされているのは言うまでもないとして いやむしろ、岩手の山では種山高原や姫神山、五葉山などが盛られている ちょいと驚きを感じる。

その理由は簡単・・・、登山家ではない、作家の田中澄江さんが全国を巡ってエッセイをしたためたのだから「結果 そうなった!」というそれだけのこと。雨や嵐で登れなかった花の名山があまた、と記している。深田久弥の「日本百名山」と同じだ。が、実に「花の百名山」が言葉として世に認知され大衆化となったもの・・・と 僕などは思う。ここ2、30年世に第二次登山ブームが巻き起こっていたことが背景として関係がありそうだ。以来、花を求めて登る女性ハイカーがどんどん増え 濡れ落ち葉の旦那を従え堂々と登っている。この焼石岳も全国から登山者がやってくるようになった。 


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ハクサンイチゲ大群落


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姥石平


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泉水沼


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正面は横岳


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雪渓は南本内岳


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遠くに 秋田駒、岩手山


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ミヤマシオガマ

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チングルマ


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ハクサンイチゲ


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ユキワリコザクラ


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ミヤマキンバイ


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ホソバノイワベンケイ


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コタヌキラン? ではない、花穂が2-4個であればYesだが、、、
クロスゲかも?



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中沼


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リュウキンカ


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ミズバショウ


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シラネアオイ


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コバイケイソウと上沼









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by tabi-syashin | 2015-06-07 21:33 | Mount Yakeisi | Trackback | Comments(0)

霧中の白花

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by tabi-syashin | 2014-06-17 06:03 | Mount Yakeisi | Trackback | Comments(0)

霧に浮かぶ・・・姥石平

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今回は強風と濃霧とで花を楽しむという感じにはなれなかった。

ていうか、、、ツブ沼駐車場で2台から1台の車に乗り換え出発した時に
うっかり 一眼レフを自車に忘れてしまっていた。まるで一日が読めるような失望感だw

結果はSIGMAで暗所をとるような 難しい状況になってしまった。
マゼンタとグリーンのムラが出きてるんですが 光が足りない状況ではよくある話。
証拠写真を撮るにしても 暗いし、花弁は水を吸って透きとおってるし
おまけに しぼんでしまっていて これではどうにも撮る気にならない。

ましてや この風! シャッタースピードを上げれば 画は暗くなるし、
かといって下げれば 強風下の花弁は大きくブレる・・・
SIGMAは今日のような天気条件では、まさにお荷物だ。

帰り、小屋でザックを詰め替え下山の準備をしていた、、、
交換レンズ「100mmマクロ」がコロンとある。今日の空しさを物語っていた。

反省
曇り空 風もある・・・ こんな日の登山は 単に登ることが目的となってしまう。
適度に休憩をとろう。これさえも忘れがちになる。当然 水分補給もままならない。
風に吹かれて冷えた体に疲れが追討ちする。「休憩と補食とおしゃべり」は大事!
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ヒナザクラ
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ミヤマダイコンソウ
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ハクサンイチゲ
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ハクサンイチゲだらけw

さらにさらに、不幸に不幸が重なるのは世の常? 紛失事件が再び 起きてしまう。
そのSIGMAが、「藪漕ぎ」でケースから落ちたみたいで、雨天用バッグが異様に軽い?
バッグの蓋を開ければ なんと中身がない!? カラッポ! 焦りました。
ツブ沼合流点手前でパーティと別れ、先程の登山道迂回路の藪地に戻ろうとした。

今回はたった2mほどの藪地点へ、、、見つかると信じてサルベージに戻った。
前回の会津山行でもSIGMAのフィルターを紛失し 途中戻ったら雪の上で発見できたが
今回は、、、はたしてどうか? 失くしたのは高価な本体! しかも藪の中?
なんとしても 諦めるわけにはいかなかった。

運の良いことに後続のカップルが発見してくれていて 途中50mほどで遭難救助。
こんな具合だから 意気込みの強い山行は・・・何がしかの問題が起きやすい(笑)
花もダメ 画もダメ でも山行は楽しかった。こんな山行は案外記憶に残るものである。

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小屋前の雪渓登りで眺める、天竺山(左)と 経塚山。
シルエットが・・・、貧乳と豊乳だって?・・・ふぅむ なぁるほど。。。
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中沼。下山途中、このあたりから気温が急に上がります。

このあたりの湿地には水芭蕉が多くみられますが、、、よ~く観ると、黄色い花房がほとんどの株に見当たりません。しかも水芭蕉の葉っぱが踏みつけられています。おそらく クマが好物の黄色い花房を食べてしまったのでしょう。水芭蕉の湿地帯はクマが出そうで ヒヤヒヤしながら通過します(笑)

中沼の畔にはコバイケイソウの葉が見られます。クマは長い冬眠を終え 脱糞するのに下剤薬としてこの根を食べます。
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by tabi-syashin | 2014-06-15 20:59 | Mount Yakeisi | Trackback | Comments(0)

逢えるといいね

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ミヤマシオガマ・・・(昨年6月)

今年も こんな感じの写真を撮りたいと思っています。
予報は曇り 降水確率30~40% 雪渓がドカっ とあるようですよ。
前半は虫に襲われるようです。 後半は硬い雪渓だそうです。

レンズは100mmマクロ、ズーム12-24mm 2本のみ。
カメラは Fujifilm X-E1 と SIGMA DP2 Merrill と PENTAX K3 の3台。

この山は、足攣り事件に肩脱臼事件と好い思い出がないので、せめて花だけでも。。。
小雨降る、霧がむせぶ情景もいいけど でもやっぱり 晴れた方がいいw
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by tabi-syashin | 2014-06-10 14:36 | Mount Yakeisi | Trackback | Comments(0)

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焼石沼とシナノキンバイ 西焼石岳

焼石岳下 焼石沼の周囲はキンポウゲばかりなのに・・・
ここだけシナノキンバイっておかしいなぁ 盗掘にでもあったのかな?と訝るほど 
沼の一部、トリカブトの群落の横に シナノキンバイだけの塊があります
 
ベニバナイチゴ ノウゴウイチゴ トリカブト モミジカラマツ ハクサンチドリ・・・
とにかくお花畑。姥石平のハクサンイチゲもいいけど ここのキンポウゲもいいなぁ。。。
戦後まで ここでベコッコの放牧が為されていたというけど 信じらんないね。
そういえば アプローチが長かった 飽きたころにこの草原地帯に着く。

お弁当を広げて・・・といってもコンビニで買ったオニギリだが それにチーズとトマト
とっておきのオレンジとを用意し、珈琲を淹れ、心の癒しに時間を割いた。
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ミヤマキンポウゲの黄色のドット


ニジマス釣りの方々 きちんと挨拶されて清々しい方々だった。
沼の水は冷たくウェーダー着てても30分もするとガタガタ寒くなると云ってた。
30分ほど寝転んでいる間に2尾上げたようだ 20cm以下とのこと。

向いは焼石岳、背には三界山。。。じつに山らしい山容を魅せていた。

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三界山と一面のミヤマキンポウゲ
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シナノキンバイ
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by tabi-syashin | 2013-07-24 22:15 | Mount Yakeisi | Trackback | Comments(0)

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朝の7時、銀名水小屋の雪渓。
100mくらいはあるのか?ヒンヤリした空気が流れていて 気持ちよかったw


今回のコースは 途中に雪渓やスノーブリッジや雪田などがあったりしたけど
基本的に30分ずつ、区切りのつけ易いコースだった と思っている。

駐車場>中沼=30分 >上沼=撮影しながら20分 >銀名水=30分 
>姥石平南端(1338m地点)=40分 >姥石像=撮影しながら30分 

途中に何もなく、単調な森林歩き・・・というのが無く 前半は森林と沼、中半の小屋からは雪 
さらに後半はゴーロと小川で 最後が花畑。こんな風にロケーションに区切りが付けられる。
リズムも大事だし アソコまで行けば××がある というように目標が付けやすかった。

いつも出だしから 初っ端の汗をかくまでがワンタームと癖がついてるが 
今回は、、、 自分の発汗具合よりも 目標地点毎に休憩が摂れたので とても登りやすかった。

こんな風に 事前に休憩ポイントと時間の勘案を済ませうることも 安心登山には必要だ。
他の先行者に流されず 自分でペースを作ることが山登りでは大事・・・ ここが重要ポイント。

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by tabi-syashin | 2013-06-18 22:44 | Mount Yakeisi | Trackback | Comments(0)

情感満ちる道を・・・

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先日の姥石平でのこと、、、やっとこさお花畑に到着し ほとんどの方がここで休憩をとるのだが。。。ここから先 真っすぐ焼石山頂に行こうか右へ折れ東焼石方面に行くか 迷っていた。周囲の皆さんはどうかな? 興味深いので休憩中に観察したw すると・・・ほとんどの方、家族連れや地元の方やオバチャン団体の方々は真っすぐ焼石山頂を目指す。特にピークハンターと思しきの方 うるさい方のいるパーティはウワー!キャー!の嬌声を残しながらやはり高嶺を目指していく。パーティの雰囲気がそんな感じで 姥石平にやってきて休憩した後は予想通り山頂への道を進む。
面白いことに、単独者 カメラマン 若い女性グループ カップル 花を目指す方は右へ折れるようだ。眺めていると、ほとんどの確率で予想が当たるから面白い。 迷いは取れた。当然のごとく自分も右へ折れよう。

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ハクサンイチゲ
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この写真は故意でも偶然でもない どういうわけか?東焼石に向かっているのは・・・単独登山者か カップルか 少人数パーティだという その証拠写真である。カメラマンも多いけど。この写真が示すもの・・・ 静かな山はこんな風にそれを求めるもの同士が他者と袂を分け形成される のようである。

かつて沢登りの場合、釣師とかち合うことがあっても登山者と遭遇することは、まず、なかった。たまに下山路ですれ違うことはあっても凄まじいスピードで音も立てずに降りてゆく我々には夏道登山者は邪魔にもならなかった。棲み分けがきちんと保たれていたからに他ならない。沢の何処にでもタープを張ればそこが寝床。山小屋のタブーなど知る由もないのだ。

ここ数年 夏道登山を始めてから知り得たことがある。山小屋で焼肉宴会をするなど実に驚いた 超悶絶ものだ!w 軽量化の沢登りでは酒以外の嗜好品をザックに忍ばせる余地がない。玉葱と味噌・塩・醤油以外は全て現地調達だったし。それが当世、牛肉のスキ焼、焼肉?タレまで持参とな?山はもはや声高な中年族の占領下に在るらしい。

僕らの青春時代の山は飯盒炊飯の質素な宴で、焚火が爆ぜる音に驚き、葉裏に映ろう影に怯えたりしながら夜を過ごしたものであったが、金持ち・暇持ち中高年はなんと娑婆の居酒屋をまんま山に持ち込んで大宴会するのか?呆れたw 同じ中高年でありながら私には理解できない。異種はどっち?僕か?w
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なんでもかんでもパパッと答えを求めてしまう向きが現代人にはあるのだろうか。なんかこう、回り道したり、道草を食ったり、歴史を調べたり、山岳エッセイを紐解いたり、田中澄江さんがあのご体格を持ち上げ登った逸話など彼女のエッセイ集から読み取ったり、野遊び、知性の深耕など、一見遠巻きな「知的遊び心」が無くなってしまったんではなかろうか。 

それこそ現代に暮らす生活人として切ないではないか。 小屋で宴会しようとする考えや企画があるだなんて、、、どだい静かな夜を期待する方が無理というか 我がまま?とでもいうのかなw

山への想いに関する書物より、百名山の登り方、簡単ハウツー本が売れている。簡単に頂きに立てるなら大歓迎だがw・・・。世の中ぁ全てが軽薄短小かというと、反面その視点では得れないモノがあるはず。

静かに焚き火を囲んで互いの山を語らう時もあれば、雨の敗退時に次回の山行が浮かぶ時だってある。雨の中こそ薫る風 山土の匂い 谷の静けさを感じ、焚き火の語らい時こそ闇の恐怖 未知の谷への期待など 山への畏怖を持ち抱きながら造詣を深めるチャンスでもある。

何も宴会だけがパワー蓄積 再生産の場ではない。山語りの場こそが大事で、酒を交わしながら語らいの時間をもつことこそ大事にすべき。ふつふつと次回山行への期待と やるぞ!と決意を固める勇気が湧いてくるはずだ。重厚長大なモノを得るには ヘラヘラやってるようじゃダメだw、まして宴会は無事下山の時こそすべしと思う(笑)
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PENTAX K5 , DA12-24mm
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by tabi-syashin | 2013-06-18 06:11 | Mount Yakeisi | Trackback | Comments(4)

焼石岳  花たちの競演

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PENTAX k5 , 100mm DFA
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PENTAX k5 , 18-135㎜

気象台は発表しないけど 梅雨入りのような・・・? 何もしなくとも汗がジンワリ 昨日はベタベタだったし。今日は今日とて朝から20℃で曇り空、つうか朝は雨だからね 何といっても梅雨なんじゃないの? 公表する責任を取るのが嫌なの? 発表しちゃいなよ「空梅雨」だって(宣言すると スッキリするよwww)

というわけで 今日しかないだろうというこの日 低気圧の通過待ちながら午後には晴れを期待しスケジュールの先取りで焼石岳に行ってきた。いや行ってきただけで登ったわけではない。焼石の姥石平というところはなんと凄い!高山植物のオンパレードだった。あとは7月のシナノキンバイを待つだけかな って感じ。花のシーズンに焼石の夏道を登るのは初めてで・・・噂を確かめれば これほどまでか?という驚きしかなかった。

この山はあまりいい思い出が無い。どっちかというと 春スキーも沢登りも辛いことばっかしだった。それはのちほど書くとして・・・ で、それが今日から一変したw
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ミヤマシオガマ 綺麗な花だぜ
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銀名水小屋から雪渓を登って、川となった小石と岩だらけの登山道が最もきつかった。それが過ぎればお花畑。姥石平から東焼石山頂までずうっと高嶺の花で埋まってた。カメラ持った方々がソチコチで渋滞つくってたね。パーティもソチコチで記念撮影するもんだから登山道はいたる所で複線化。 翌日の登山者は踏まれた花にガッカリするかもしれない。尾瀬でも 早池峰でもどこでも 花のピークの7月まではこんな調子ですかね。ここ焼石岳は花の名山として認知されてからは ずっとこんな調子だそうで・・・。

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ミヤマキンバイ
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ユキワリコザクラ

田中澄江さんがエッセイ「花の百名山」を出版したのは昭和55年、1980年。それまで 花の百名山はあまり大衆化も得なかったが・・・この本が火付け役になったように思う。平成7年1995年 「花の百名山」の見直しが為され 「新・花の百名山」が続版された。これがバカ売れ。この時は掲載写真がとても綺麗だったと 印象が特にある。ちょうどそのころ自分も山に傾注していた時だから そんな贔屓な印象を抱いたのかもしれない。書棚の本を捲ると じつにこれが焼石岳はリストされていなかったりする。蔵王も入っていない。秋田駒や早池峰 栗駒山などが花の百名山にリストされているのは言うまでもないとして いやむしろ、岩手の山では種山高原や姫神山、五葉山などが盛られている ちょいと驚きを感じる。

その理由は簡単・・・、登山家ではない、作家の田中澄江さんが全国を巡ってエッセイをしたためたのだから「結果 そうなった!」というそれだけのこと。深田久弥の「日本百名山」と同じだ。が、実に「花の百名山」が言葉として世に認知され 大衆化となったものだと僕などは思う。ここ2、30年世に第二次登山ブームが巻き起こっていたことが背景として関係がありそうだ。
以来、花を求めて登る女性ハイカーがどんどん増え 濡れ落ち葉の旦那を従え堂々と登っている。この焼石岳も全国から登山者がやってくるようになった。 
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この山には 秋の沢登り 春スキー NHK登山スクールの引率と3,4回来ている。秋の沢登り(天竺沢)では金名水まであと少しという所で痙攣に襲われ岩の上に30分ほど寝てたし 春スキーでは山頂直下でメンバーが肩関節脱臼し ツブ沼まで下ろすなど心底楽しめていない。その際 スキー板でソリを組んだまではいいとして セルフレスキューは滑らぬソリに苦労した・・・など良い思い出はない。当時、常にザックの底に40mザイルを忍ばせていたもんだった。

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ちなみに・・・
往きは仙台発3:00 現地着5:00。
帰りは銀名水12:00 駐車場発13:00 仙台着15:00。
下山時、駐車場(40台ほど)に入りきれず、
下の空き地を含め路駐50台と溢れんばかりだった。
こういうのを夏山登山日和というんですねぇ 
夏山の恐ろしさを味わいました 大袈裟なw

登山口がどこかわからなかった。
どなたかのブログをチェックし 胆沢ダムのトンネルを2個過ぎて右へ。。。
ロードスターで時速20キロだがダートを4キロほどで駐車場。
路面は荒れていない。林道のデコボコは一切ない 素晴らしい林道だ。

車のドアを開けた瞬間、虫の大群に襲われた 
耳たぶを2か所やられ 今朝も腫れてるしw
次回は車の中で装備を整え 防虫ネットと手袋の
完全装備で臨むことにする。
とにかく肌という肌に虫がたかって来る。
薄手シャツの上から射してくる 早朝はそんな感じ。
生温かな朝のデメリットだね、
車のスペースは余裕だったけど虫には閉口だった。
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by tabi-syashin | 2013-06-16 18:06 | Mount Yakeisi | Trackback | Comments(5)