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樋ノ沢での奇妙な体験

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山での「恐い話」はいくらでもある。。。

寝静まった幕営地を歩くナーゲル(鋲靴)の音が近づく、ちょうど、靴音はこのテントの前で止まった。
気になって テントから辺りを見回してた。でも・・・ 誰も いない。
月明かりの中、濡れた足跡だけが点々とし闇に消えていた。その後 まんじりともせず朝を迎えた。

こんな谷川岳にまつわる話はたくさんあるし 先輩会員から聞かされてもきた。
これから書くのは、先日の小東峠の行き帰りに立ち寄った「樋ノ沢避難小屋」で 実際にあった話。
会の記録にも残しておいたほど不思議な話。15年前の記録だが・・・ブログにも書き残してみようと思う。。。


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2000年11月11~12日 沢打ち上げ/大行沢

「山の中での奇妙な体験」

例えば、よくある話として、、、幽体をみたとか 臨死体験の実話とか テレビで放送されるもの・・・など。

山の中の話では・・・、前方に誰かが歩いてるような気配がする でも 尾根を回り込むと誰もいなかった とか
霧の中を下山中に、登山道脇のブナの陰に 誰かが潜んでいるような錯覚に遭遇した とか
暗いゴルジュにかかる滝、釜を泳いで渡るのだがなかなか届かず、むしろ足を誰かに引かれる感じがした とか
吹雪の中、風音とともに叫び声がした。すると 今にも崩れそうな雪庇に乗っかっていた。助かった・・・とか
焚火を囲んでいると 背後に何かがうごく感じがして 振り返って暗闇を見透かすと赤い目が光っていた とか

そして・・・ 
小屋泊まりの夜、誰もいない闇の中に スウーッと何か黒いものが小屋の中に入ってきた とか
泊まりの登山者は自分一人の筈なのに ミシ、ミシ、ミシ・・・と、二階を何ものかが歩いている とか
階下で何かが動く音がしてる。ヘッドランプを点けて階下を覗くと誰もいない、ただ、床が濡れていた とか

18歳から長年、山に登っていると・・・いろんな幻覚や恐怖体験に襲われてもいる。
今回は「樋ノ沢避難小屋」で実際にあった「淫靡な恐怖」体験。信じようと信じまいと実際にあった話だ。



11月も半ば、沢シーズンの終わりに「打ち上げ」をしようということで大行沢を遡行し、樋ノ沢小屋の外で
仲間三人で焚火をし酒飲みをしていたが あまりにも寒く 早めに切り上げて寝入った。

朝方に変な状況に陥り、話てもいいものやら悩んだが、明らかにしておいたほうがいいかと思って
いちおう話すことに。記録にも残しておく。一笑に伏されても構わない話だ。


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「誰だっ! ヤメロ! 手を離せ! 」

朝方に違いないのだが、、、 白い手が背後から伸びていて 自分を羽交い絞めしてくるではないか。
息苦しくなって腕を振り払おうと 体を横に寝返りさせようと必死だったが もがこうにも金縛り状態でもがけず。 
思わず なんどか叫んでしまった。

「やめろっ!離せ!誰だっ?」と叫んでも、むろん返事などなく、振り返ってその顔を観ようと
必死で後ろを向くが、これが見えない。ひょっとして? 首から上がないんじゃないか、首なしっ???
けっこう冷静に振る舞う自分だった。

しばらくして 羽交い絞めにされたまま 下腹部をぐうっと押してくる 後ろからも前からも ぐうっと。
俗にいうレイプ状態?になったといえば、その方が解りやすい。なんか男が「される」だなんて変な表現だが・・・。

相手が女体なのか 男なのかもわからない。 温かいという感触も 冷たく硬直する感触もなく
ただ分かっていることは 無機質的な白くて細い腕 これだけ。今にして思えば 女のような・・・白さの_?
羽交い絞めの状態から脱しようと必死で寝返りを打っていると、、、腰のあたりに乗っていたものが 突然
すうっと失くなり 同時にまとわりついていた白い腕も消え、尻あたりの圧迫感もなくなっていた。

そう。金縛りが解けた。目が醒め 寝返りも簡単にうてる。まことに隠微な話だが・・・己れの性器が硬直を終え 
ゆっくり萎えてゆく感覚もあった。まじ真剣に自分の性器を確かめ安堵し、夢セイの痕跡もなくホッとしたが 
いやあ、じつに怖かった そのことだけは覚えている。

それから朝まで恐怖の中にいた・・・空が白み始めて少しの間、眠ることができたが 朝に焚火を熾して
昨夜のサワリを仲間に話した、昔ここら辺は間道で抜け人、罪人や咎人が処刑・斬殺された・・・みたいな話を
するから 余計に怖さが増幅されて心に残ってしまった。。。


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まあ 50歳でこんな夜の体験をしてた。忘れじの(笑)樋ノ沢避難小屋、もう泊まることはないと思っていたが
今回の小東峠ふたたび・・・で あらためて泊まってみたいような? 気がしている(笑)
そのときは・・・だれか 一緒にいってくれないか~ぁ お~い?




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後日談だが、、、この記事を読んだ人から情報が入ってきた。

やはり二口の本小屋ふきんは番所があったようだ。抜け荷や抜け人など、鑑札ナシの荷物や通行手形のない不審者は捕えられた。仙台市北部の七北田川の河原には処刑場があったらしいが 関山峠も笹谷峠も羽州番所で有名な花山番所も そしてここ二口峠付近の間道も同様だった。首のない怨念の霊が成仏せずに彷徨うのはよくあることらしいが、ここの二口 樋ノ沢付近もそれらしいと言われている。


















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by tabi-syashin | 2015-11-07 11:04 | Mount Futakuchi | Trackback | Comments(2)

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二口の紅葉は 標高500m付近が盛りのようだ。
大行沢を挟んで 裏磐司の見えはじめる雨滝近辺になると
赤や黄色のモミジの透過光が 暗い沢を明るくする。

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雨垂れ・・・見えるかな?
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雨滝。。。
チョピットしか雨垂れが落ちてこなかったけど・・・w
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対岸の裏磐司岩
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帰り道の裏磐司
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by tabi-syashin | 2015-11-06 11:21 | Mount Futakuchi | Trackback | Comments(0)

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30年ほど前から”天国のナメ”と呼ばれるまでになった”二口渓谷の大行沢"に沿って
小東峠までゆっくり、秋の日差しが届くようになった渓谷を歩いてきた。
その中でも特によかったのは・・・避難小屋周りのブナ林地帯。

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誰とも会わぬまま 樋ノ沢避難小屋に3時間弱でつく。

時計を観た。12時チョイ前か・・・、1時半になったら引き返そう。。。
バックする時間を決めて、小屋から西へとハダカゾウキ沢の左岸に沿って歩きだす。

秋の日差しが降り注ぐ、風もない、温かい、それにしても 静かな林だ。。。

左手の流れから昇ってくる沢音だけが「ザーーー」っと 周囲のベース音になっている。。。
こんな秋晴れの日に この峠道に入り込んで動き回っているのは おそらく 自分ひとりか。

ブナはすっかり葉を落とし冬の準備、白い林に成り代わっていた。明るい風景だ。

細いブナ林だが 日差しに反射すると幹の白さがいっそう際立つ。
その白さの足元には 深緑の笹原が上に向かってつづいている。。。

こういう冬枯れな雰囲気が「粋」なんだと思う、、、
山が 晩秋の装いを自慢してる、「冬前の今が一番いいだろ・・・」って(笑)


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峠から観る 大東岳



小東岳に登ったのは かれこれ20年ちかく前になるだろうか・・・?
大行沢から樋の沢を遡行し、南面白山に登った際に下降路として小東峠は計画された・・・。

思い出した。 あの日は会山行「沢納め」の宴の日だった。 
宴会用の薪木を集めながら下って 薪を一抱えも背負って 小屋に向かったっけ。

今日の峠は、梢から覗く青空が素敵だ。ブナの白さが蒼天のブルーに映える。
毎度ながら家を出るのが遅く、小屋からの往復は時間との追いかけっこになった。もったいない。

峠からわずか20分の小東のピークは・・・踏まずとも、分かり過ぎてるし・・・。
まあ もっとも 踏む意欲も鼻からないけど。。。

それより今日、大事なシーンは避難小屋から続く、沢沿いにつけられた小径だ。

わざわざ晩秋にこの冬枯れのコースを辿る人は・・・よほどな好きものだろう。
冬枯れの小径がたまらなく好きだから・・・だから やってくる、、、
答えはもうそれしかない。じつに対照的な 白い梢と笹のみどり、、、なんとも素敵だ。

現実の峠は・・・20年前とダンチだったけどね。。。


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東側のピーク

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山寺側



ハダカゾウキ沢を左に見て、最後の二俣から右手の涸沢筋にあがってゆく・・・。
ただ一言、「荒れよう」がひどかった。

登山道の下草刈りは勿論、沢状のゴロゴロ登路も 昔はきちんと手が入っていたが
昨年のそれは 熊笹を刈っただけで、頭上の枝木も垂れ下がったまま。。。

そのままコースに放置された笹竹で・・・、滑るのなんのって。
文句言う人もいないのか、前回の北石橋上部とも同じ状態だった。

山形と比べ仙台は「観光課のヤル気・本気」が感じられない。「所作の細微」がまるで違う。
たしかに、峠道を登る人は昔に比べて少なくなったんだろうけど・・・形だけじゃねえ。

歴史のある脇往還なのだから、小東峠を見直さないというのは・・・よろしくないね!
だいぶ以前、島野市長の時代は かなり理解があってよかったんだが・・・。

今さらながら・・・、20年前の良き思い出。
やっぱり そのままにしておけばよかった かな。。。

後悔ついでに 来年あたり 樋ノ沢から上がって・・・
南面白から小東峠まで歩いてみようと思いたつ。 これよりも もっと酷いのかなあ。。。

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小東岳


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小屋が見えてきた


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いつもの休憩地 北石橋への入口


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舞い落ちた枯葉が 流れに乗った















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by tabi-syashin | 2015-11-05 19:26 | Mount Futakuchi | Trackback | Comments(0)


当ブログの訪問者数が「異常な数値」を示している・・・3度目かな? 特においしそうな記事はないのに?
観光案内ついでに仙台市の秋保♨、「二口(ふたくち)渓谷」のあまり知られていない「沢と滝」を紹介する。

二口渓谷といえば 全国的に有名になった「天国のナメ」で知られる大行沢(おおなめさわ)がある。
じつは 二口渓谷には明暗両極があって、明るい大行沢に対峙するのが ここで紹介する磐司沢である。
表磐司岩(ばんじいわ)の東磐司と西磐司とが交差する奥にそれは流れ、岩が削られ自然の造形美を成している。

二口随一と言えるほど「暗い」「地の底から天空を見上げる」溝を掘ったような垂直壁が3kmも聳え立つ。
磐司岩の奥深くにある滝群こそ この渓谷の一方の主役でもある。暗いゆえ 脚光は浴びにくいのだが・・・w

所属していた山岳会は仙台YMCA山岳会。会員はこの二口渓谷の何れかの沢を歩き、毎年登っているが、奥が深い。
二口渓谷あってこその山岳集団だった我々は この凝灰岩・集灰岩に揉まれ鍛えられて育ったようなもの。
ガバがなく、ホールド・スタンスとも細かさ、微妙さ。フリクションで岩に立ちこみ、バランスの技巧に興奮する。





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F3・・・ ホールドが細かく 指先&つま先で登っていくのだが 5mでさえも難渋したっ



昔撮ったフィルムを EPSONスキャナで読み取って再生作業をしている最中で 今は眠いぞw 過去のアルバムを整理していたら、見事な滝の写真があったので 急遽 紹介する。 撮影者は不明。コントラストの烈しいところで露出がついて行ってないが・・・。

当会では3パーティ10名程度が過去にこの沢の全滝をクリアしている。昔、日本独自のアルピニズムは岩壁と剣谷の初登記録が何にもまして優先された時代に発展した。日本独自の「ジャルパイン」は渓谷登攀により開拓され、記録は貴重で、谷川岳の岩壁や渓谷も未踏であればあるほど価値のあった初登競争時代にあった。

この写真は、初登攀の価値などカビが生えるようになったバブル崩壊期の写真。初登攀記録が「岳人」に載ったとか どうのこうのという論議など「無価値の時代」に好んで挑んだ記録である。たとえば 最後の滝はコンクリート釘の連打とアブミ登攀で切り抜けるらしい・・・と書けば、メラメラと闘志の湧く”古いタイプ”の会員も 井の中には存在するということである。

場所は二口渓谷の表磐司と西磐司が交差する磐司沢。姉滝の上あたりが入渓地点になる。凝灰岩でできた磐司岩を水勢が削りとった深い谷、南北石橋などよりも非常に異様な世界だ。印象的には・・・まるで我々が地底の住人になったかのようで、地の底から天上へと長くうねる様に昇り上がった巨大な溝の、その溝の底から遥か100m上の地上を仰ぐ異様さとでも言おうか。その溝が岩の間を幅平均5mほど 高さ100mほどでずうっとうねりながら最深部まで続いている。


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↑ 二口 磐司沢 F1


磐司沢 3度目の試登フィルムである。インスペクションも3回目となると 滝ごとに課題は決まってくる。このとりつきを繊細なフリクションと微妙なバランスとで4mほど上がれたら、クリアできたも同じ。果たして、地の底から溝を拝めるかどうか?、バランスが不全であると磨きこまれた岩に立ち込めない。 それどころか 磨きこまれた岩にいとも簡単に落とされてしまう。 F1こそが 今日の試登の可否を判ずる分かれ目となる。 雨合羽を着る前、念入りにF1のインスペクションをする。


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いよいよ、F1登攀 細かいホールドにスタンス。渓流足袋のフリクションを信用しないと落ちる。


登攀はF4までなら 写真の梅雨時以外に数回?試登している。山行ノートを読んでいると名前が数回出てくる、引き連れ役は決まって引地さん。滝はホールド、スタンス共に細かく バランスとフリクションで登ることを強要される。

時に一枚目の写真、F3の抜けはオットセイが這って歩くような格好で下半身を引揚げないとクリアできない。この時は残置が1本あったが 私をショルダーにて上がり リードの引地さんはだいぶ苦労して越えていったのを覚えている。落ちれば滝壺が待ち受ける。 F3は比較的に簡単にクリアできた。

ここで太陽が射込み 冷えた体を温めた憶えがある。F1からF4までは細かなホールドで、チョックストンに背中を充て足のツッパリと微妙な立ち込みとおまけにシャワーとで とても難しい印象しかない。

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さらにF3をインスペクションする。


F5の20m写真もあとで貼り付けようと思うが 樋状の滑滝で登れそうもないほど。F6の40mは記録によれば、コンクリート釘の連打でスリングをタイラップで掛け アブミ登攀で抜けるらしい。墜落という二文字と常に背中合わせだ。

この磐司岩の基部となるF1(15m)、F2(6m)、F3、F4(各5m)までなら何とか私でもいけたが その上 F5(20m)F6(40m磐司大滝)は あと数度も通いつめ試登を繰り返さないと この深い「地底沢」は完登できないと思う。当然ながら自分は ストイックになれないし・・・無理w

普段は磐司岩の表磐司・裏磐司とも大分離れた位置から撮影するものだけど・・・上手く撮ったとしても朝陽と夕陽という斜光線で岩肌を望遠で撮るだけ。実際にその西磐司と東磐司との出会う懐に入ってみると このように深く掘られた谷になっていて 一部はケービングのように暗くて 逆に明るい滝はほとんどチョックストンが落ち口に埋まっていたりする。


最初のF1(15m)が難しいと思っていたが 実際にはF2(6m)が難しいという感想を持った。というか F2は辛かったという方が正解かもしれない。

シャワーだし、ショルダーだし、頭から水の流れがバシャバシャかかりっぱなし。ナッツが決まるまで、首から侵入した冷水にブルブル震えだすほどだった。そこはまさに地の底にある滝で 地底から見上げる空がかなり眩しかったことを覚えている。

まあそれでも F3 (5m)を越えてF4(5m)、磐司大滝直下にでてF5(20m)となる。F6磐司大滝の最上段をこの目で見た時には とても興奮したことを覚えている。

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F2 をインスペ久ションする。この滝はショルダーであがる。


あらためて 記録の大事さに今更ながらに焦っている。この時は写真を撮って眺めただけで終わった。下部の3つの滝をフリクションだけで越えるのでさえ半日が過ぎてしまうのだ。とにかく磐司岩の溝の高さ(深さ)に圧倒されまくり。

それと 溝から見た葉っぱの緑が透過光で綺麗だったことを写真はことさらに思い出させてくれる。この時で3度目の盤司沢となるが、回を追うごとに滝登りもスムーズになっていくのが経過タイムでもわかるようになる。完登までには5、6回 時間をかけないとダメだろ。



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二口林道から表磐司を眺めた時に、 東磐司岩壁と西磐司岩壁の接合点が見えると思うのだけれども・・・逆に、接合点側から林道方面を眺めると、 細い隙間から見下ろす格好になる。

写真に向かって左岩壁が東磐司、同様に向かって右岩壁が西磐司となる。写真の下部に、雨が降ってるような何本もの筋が薄ぼんやりと見えるかもしれないが、これは滝の飛沫などではなく、硬い岩肌に伸ばした植物たちの根っこである。
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岩に登ってニヤリと笑っているのが赤ヘル幡野。赤の合羽が引地さん。隣が俺。

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当時の記録を読み返すと・・・、様々なことが思い出される。何度も通っているのに、二俣ポイントを間違えるという珍事があった。そんな引地さんとの何度目かの遡行ではあるがその中の一部。二口渓谷の磐司沢は引地さんが得意の沢だが それでも沢を間違えるらしい。手前の二俣を左に入ってしまうというミステイクをした(笑) 左俣は磐司岩基部まで ずうっと滑滝。ウォータースライダーのようだった。






↑ 当ブログ初公開 磐司沢F6 磐司大滝 40m


磐司大滝最上段の落口が見えた。F4から撮影した貴重な写真。この時、途中に茂みがあることを知った。ということは あそこまでは登れるという実感が湧いた。この数年後、脈略もなく突如?コンクリート釘の連打で登攀した同期もいたが何ら不思議なことでもなかった。これより大きな目標に向け、己が力を試したかったのだろう。この滝の上が 皆さんおなじみの冬季尾根、既知の磐司尾根だ。

F4、 無性に小さい斜瀑。
これをみて、F5の20m滝までなら行けると思うだろうが F1のクリアが厳然とあることをお忘れなく。












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by tabi-syashin | 2015-10-30 08:26 | Mount Futakuchi | Trackback | Comments(0)

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姉滝は二口林道から手摺り付きの遊歩道に導かれて近くにまで行けるのだが、、、
実際には・・・遊歩道から見える対岸の妹滝を姉滝と勘違いしてしまうようだ。。。

これらは妹滝。

姉滝を観たいなら、少し下流側にある遊歩道を下って 対岸に渡る橋があるはずだが
そこから上流部へ歩かないと見えてこない。この辺が少し不親切な観光課の対応だ。


撮影を終了して、姉滝の反対側斜面に「社」があるのだが  少し登ってみた。
今年の3月頭に 会の木村君が熊と対峙し アイスバイル一本で格闘し
手傷を負いながら熊との戦いに勝利したという 「磐司尾根」である。
キノコが出ているのか?それらしい臭いばかりが漂っていた。

700mほど二口林道を登って、、、磐司沢の入口を確認してきた。
この沢、二口山塊でも興味深い、岳人を寄せ付けない沢だと思っている。。。
二口というと・・・「天国のナメ」という大行沢のイメージばかりが先行するけど
じつは、、、恐ろし気な 地底の底から空を見上げる「暗い沢」もあるのだよ(笑)


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by tabi-syashin | 2015-10-28 18:55 | Mount Futakuchi | Trackback | Comments(6)

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広瀬川 神ヶ根温泉への橋付近で




晴れたからって、、、山に来たんだが
前線の端っこが通過中で 山は曇りだった

とりあえず

近景だけにしようと思ったが そうもいかなかった
それだけ 綺麗だったってことさ。


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by tabi-syashin | 2015-10-28 18:00 | Mount Futakuchi | Trackback | Comments(2)

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若者が15人ほど 中高年が10人ほど。 トレラン3人 山大山岳部 高校山岳部・・・人気の山だ。
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冬季シーズンに備えて 面白山のカモシカ尾根を踏査してきました。

カモシカ尾根972m地点から同1100m地点の細尾根までが コース中で最も冬尾根らしくなる部分。
2月下旬、冬季尾根はグッと細くリッジになって、吊り尾根が形成され、雪庇もバンバン発達。急坂です。

秋になり、繁っていた葉が落ちてスカスカの登山道・斜面を見ると「こんなに痩せてたか?」と一瞬戸惑う。
けっこうな急斜面が 長左エ門道から山頂まで続いてるもんだなと自分で登っておいて驚いたりします。
幅1mほどしかない細尾根と左右の崖が続いて、こんなところを冬季は登っていたんだぁ なんて(笑)


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2月下旬から3月上旬にかけて雪稜が発達するので、昨シーズン同様に ココのクリアを今年も続けて
「冬季雪稜の訓練」としてゆければいいかなぁ。

もう歳なんだから・・・ 一人ラッセル+雪稜アタックは厳しいヨ!心配かけるな!というお達しなので、、、
今年は 雪上キャンプしながら2daysで楽しもうかと キャンプ候補地は2カ所を想定してた。
カモシカ尾根取付き左側の堰堤から上がった台地か カモシカ尾根の水平道手前830m台地に設けようか?

また今年も 愛子駅7時半発の電車で面白山駅まで「カモシカ尾根 冬季雪稜」通いになりそうです。
(ひとりごと・・・)冬季は淋しいから、、、誰か一緒にいかないかー? 幕営して酒飲みしよー!(*´▽`*)

22年前の記憶ですが カモシカ尾根から長命水までの「長左エ門道」は歩きやすかった。
なのに・・・崩れた個所が増えましたね。以前は 小学生20人もつれて歩いたものですが・・・残念。


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700m地点の紅葉は今が盛りでした。
こんな紅葉の中を 長命水まで約1キロも歩く。
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カモシカ尾根から長左エ門道に移り、最初の屈曲部「マリ山沢右俣」手前のブナ黄葉

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by tabi-syashin | 2015-10-24 21:31 | Mount Futakuchi | Trackback | Comments(0)

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山遊びとは何か? なぜお食事が大事なのか? 
一見 山と関係ないように見える話題だが、、、
実に 山遊びと イヤ 人間味と関わっているのだ(笑)

というわけで 再放送だ。。。


2015/05/23

山遊びの究極は・・・山での食事にあると思う(笑) 大きなテーマだ。。。山に泊まると 恐怖も 心寂しさもあるわけだが、即席麺じゃそれらを打ち消せない。それを打ち消すには、、、焚火とお酒 これらが火消しの定番になるんだろうね。

でも、昼時に、ランチを摂るのにワザワザ山に入ることを厭わず、むしろ 山で「食べるロケーション」、状況というものに一線、含みがあって それを積極的に展開する醍醐味というのは、沢ヤでないと理解されにくいかな?と思う。ピークを踏まずとも沢遊びは成立するから、山をピークハントすることに価値観を置く方々との違いは こんな時に現れてくる。

沢遊びの要素には 沢の瀬音と美味しいランチと過ごせる時間とが欠かせない。瀬音のざわめきを聴きながら 岩走る光の跳ねを楽しみ、2時間近い時を沢でのランチに充てるのは沢での贅沢なお遊び。その状況のただそれがために フキと地竹と小女子を前夜に仕込んで、2時間ほど薄味で煮込み、翌朝 冷めた鍋は 味付けの濃い煮ものに化けていることを期待する。それに、浅漬けの夏野菜がたんまり仕込まれる。キューリ、ナス、カブ、キャベツにパプリカで色も添える。舞台とキャストは既に前夜から仕込まれる、楽しくないわけがないじゃないか(笑)

こんな贅沢なランチを 沢というロケーションで展開するのだから 当然 「白石温麺」を冷やせば より夏を満喫できるというもの。ナイターを見ながら そう麺をすするのも夏の一興 風物詩だけど、、、「沢でランチ・流しそう麺」だなんて、、、ガツガツ登ってばっかじゃ とても思いつかない。

最後に、 コーヒーと夏柑で 沢の余韻を愉しんだ。

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山は登るためだけにあるんじゃない。山は難しい滝をクリアするためだけにあるんじゃない。ただそれだけに没頭しちゃうと・・・、周囲、他と己との関係性に気づかなくなってしまう。だから時々、山に登らず沢辺でランチを愉しむ そんな自分を作ってみるがいい、 さすれば 何故 山に登るのか?の答えが見えてくる。

それまでは自分から見た主観的な山や沢だったのだが・・・森や谷や植物や動物たちで成り立つ自然から観た自分、小さな我という存在に気づくはずだ。つまり 自分が考えていた沢や山が、例えばタイムや難度に支配されていたとしよう・・・、それのクリアだけに関心を持っていた自分がいたとしよう・・・、登山という価値観を 個という主体からだけ見れば、100名山まであと何峰?とか、この滝を直登したとか、標準タイムより早いとか遅いとか、、、個としては重要だったそれらが ことさら意味のないものに、小さく見えてもくるだろうし、GPS軌跡などのデータなども 客観世界から見れば なんも意味のないことだったと 気づかせてもくれる。

もっとも・・・、主観的な価値観に没頭している最中は こんな他人の意見に反発したい気持ちがあることぐらい こっちもお見通しだが・・・、山を愉しむ「価値観」がかわってくる ということにもっと神経を灌ぐべきと思う。今日はその一片を「沢でランチ」というテーマでご披露申し上げたが・・・ガツガツ登っても 何のため登るのか?を失っているようじゃ 所詮 無作為と同じである。

コースタイムやルートガイド的な要素や、主観のない修辞をブログで並べたとしても どれほどそれが無駄な行為と時間を消費していることか 「無為」であることに気づかされる。つまり 純粋に山を愉しむということが どんなことを意味するのか、山に何故上るのか・・・の意味が次第に解ってくるはずである。

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ササバギンラン
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by tabi-syashin | 2015-10-15 11:37 | Mount Futakuchi | Trackback | Comments(9)

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ハマグリ山



仙台育英 よく戦った! 
同点に追いつく実力を持ってたね 君たちは。。。
東海大相模は 君たちを突き放す実力を持ってたようだ。。。

元気に明るく、仙台に帰っておいで!
また来年 がんばれ!

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ゲキアツの夏も 秋の風に吹かれ去って、、、
今日は 薄曇りで格好の登山日和。
避暑と沐浴の日々だった夏に バイバイ!!


昨年同様、秋立つ日を待っていた 
なんとなんと! 22度を切ってるぞぉ 笹谷峠!

前回の登山、七月からだいぶ間が空いたので 
足馴らしに近場の山に行ってきた。

弁当用にチャーハン詰めて、リンゴもって、
ハマグリ山の 野芝の上でランチ! 

登り始めは11時をとっくに過ぎたけど、
風があって、登山者も数人で、狙い通り いい感じ
ススキが靡いて お団子添えれば峠の月見だw

トンガリ山まで 昔の重い革靴を履き、訓練 訓練。
水だけで6キロ背負って耐荷訓練、、、
日帰りザックは10キロチョイ 軽すぎるw
風があったせいか、汗出なかった。
次回 水10キロかな?

夏送り・夏納めの山を どぉしようか? 
未だ決めてない。。。
秋迎えの山なら もう決めてある。

同伴者も決めてはいるが だいじょぶかな???
鍛えてるかーーーーッ? オ~イ!

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野芝のハマグリ山、、、いいとこだ!
トンガリ山と 山形神室と が見えている。
展望を考えると、、、
ココのテラスが一番よくて 休める

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ススキの道の先には トンガリ山

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オミナエシの道
キンミズヒキの道でもありました。

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ポリフェノールの塊?なんですって 
ガマズミの ミズキのトンネル

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ナデシコ 撫子って可憐だね。。。
初恋の なでしこちゃん

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フウロ草

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藪の中に ホトトギス

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クサボタン カール君!

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イワインチン 咲き始めた

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ミネウスユキソウ

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今日の山弁当 炭水化物ばっちし!
かつお生利と生姜で、チャーハン弁当
寝ないでつくったぜぃ♪w
まあまあ うまかったぞぅ(笑)。

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by tabi-syashin | 2015-08-20 20:33 | Mount Futakuchi | Trackback | Comments(5)

攣ってしまった (´;ω;`)

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ヤダねえ あ~ヤダヤダ 足が攣っちまった。
再来週に小東岳に登ろうと、 二口の盟主にご挨拶にきたのだが・・・。

昼飯も 江戸前「海老屋総本舗」の佃煮、あさり、昆布、小女子と
いいとこばっかを握ったのに 3個も。3合目と7合目と山頂で食べたし・・・。
トマトに キャベツとキュウリの浅漬けに 伊予かん だし・・・。。。
それなのに?どこが攣りそうな貧素さなんだろ?

吸収されやすいという点で、柑橘系ジュースがあればよかったのか?
食べながら登ったのに・・・下山して車についた途端、攣っちゃった。


大東岳。。。これで何度目になるのか・・・ 暇になると よく登ってきた山だ。
今じゃ タイムを競う山として 会でも秋に「大東岳マラソン」として恒例になるほど。

それにしても心地よい風だったなあ ちっとも暑くなかったぜい。


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このスミレですが アオイという文字が付きますか???

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なんという名のついたハコベだろう? (ミヤマハコベらしい・・・)
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ラショウモンカズラ
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9合目付近・・・ブナから笹藪に変化していく・・・。
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備忘録
出発9:25 ー 山頂13:15 ー 下山16:15 (登り4時間・下り3時間) 家を出るのが遅い(笑)
各合目標石は標高100mごとにある。むかしは5合目だけだったように記憶している。
五合目から六合目。杉林から解放されて、気持ちの良い尾根コース。
六合目から七合目。太いヒノキの双門。グイグイ上昇するので意外にきつい。
七合目から八合目。 通称「こぶし平」。水場分岐までダラダラと長い平坦な道。
八合目から九合目。 通称「鼻こすり」。実際には短いので・・・意外にラク。
九合目から 山頂。400mも横移動になるので、途中で 嫌になってくる(笑)

コーヒータイム
五合目で湯を沸かしてコーヒーブレイク。 お隣りからビスケットを戴き、伊予かんを分けた。

山談義
登るのは二口ばかりで他の山に登ったことがない! 朝日もない! というオジさんがいた。
トレース文化など無関係。オラが山、大東岳をこよなく愛しているオジさん。いいね!











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by tabi-syashin | 2015-05-14 19:02 | Mount Futakuchi | Trackback | Comments(4)