2015年 09月 22日
月山「玄海古道」をゆく 4
ネット社会ということもあり、人気の山にさらに人が集中する傾向のように思えます。
飯豊の話しですが、次のような問い合わせが最近はあるようです。
「今週末泊めてください」
「テントです。食事は小屋で出してください」
「寝具が無いのですか!門内小屋と頼母木小屋では毛布があると市役所は言ってましたよ!」
営業小屋と勘違いしているのかなんなのか。飯豊でも切合小屋だけは食事も出しますが、他は全部避難小屋というのを知らないで(調べもしないで)計画しているのでしょうか。
そんな方々はツェルトの携行など考えもしないのでしょうね。
大朝日の場合でも150人となると 本来のキャパの2倍。あふれたパーティで なおテント持参の場合は張らせてもらえるんですが、管理人の阿部さんの判断ですね。寝具と食事ですか・・・?会津駒の小屋は寝具が旅館並み、他の避難小屋は非常用の汚れた毛布が数枚程度。食事つきなら切合小屋と鳥海山の滝の小屋あたりかな?他は食事なし!
ご注意くださいネ 東北の山小屋は基本的に避難小屋です! 基本的に山はセルフレスキューですよ~!
とにかくセルフレスキューの考え方でいくと・・・ツェルトは夏山でも最低装備なんですがねぇ・・・たった数百gですが。。。命を守るツェルトでさえ 缶ビールと焼肉に負けちゃうのかな?(笑)困ったもんです。セルフレスキューの考え方を 登る前に自覚しない人は、大人の対応とはいえませんね。
行者小屋なので精進料理やお茶の接待小屋としての流れです。
一般的な山小屋と違いますが 朝夕のご飯がでます。
私が訪れた山とは全く別の山のような気がします
こんな錦絵の中を歩けるなんて羨ましいです。
SW中の東北の山、避難小屋はどこもぎゅう詰めで
トイレにすら行けなくて地獄のようだったと聞きました
私は広いテン場で星空に包まれて幸せな時間でした。
四季のどれもが素晴らしい。花咲く月山も、草原のような月山も、真白き月の山も。。。
秋の連休はどこへも出まいと思ってたのに、誘いに乗っかり玄海古道を歩いてきました。朝日も飯豊も激込みのようでしたから、日帰りでしたけど月山選択は正解でした。飯豊の御西小屋では満員札止、寝袋一つで野宿したとのこと。東北の田舎なれど連休は侮れなくなりました。ひとまず 雨が降らずに良かったなと思ってます。
広いテン場で星空に包まれて、ウィスキーをやりながら・・・って、想像しただけで最高じゃないですか、羨ましい。好天狙いで・・・、僕も飯豊連峰北部に行ってみようかな~っと。