栗子山 ロープワーク&ピッケルワーク

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大杭甲山 1202m

久しぶりに山に行けるので、「訓練」計画書をこさえた。栗子メニューです(笑)
栗子まで行って? ロープワークとピッケルワーク、アイゼン歩行術、笛の確認、、、???
それと退職記念に後輩たちから戴いたGPSの効能を確認など やることがいっぱいあります。

それは ただただ南会津を安全に闊歩するための備えです。たまにしか行かないから 事前の技術確認をすることは友人関係を続けるうえで重要なこと。うちの山岳会では「ああだ こうだ」といっても 現場は待ったなしですから。

冬季用アノラックは正解だった。だがインナー2枚でも 寒い、、、寒の戻りなんだそうだ。
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斜面は300mほどの中斜面(表面クラスト)から急斜面(氷結バーン)でした。
他の会でも「氷結バーンでアクシデント発生」と記録してたな。。。 



9ミリ・25mロープを使ってクローブヒッチでセルフビレイ、、、岩トレ同様の手順。
セルフビレイも数パターンこなしました。
スタカット並びにコンティニュアスでのロープ操作、捌き、取り回し方法、、、
スタカットでの確認点・・・、半マストでのビレイ
支点の位置関係の違いによるロープの流れに注意すること、
通過位置とビレイ点の位置、、、など実戦で迷わないように基本動作の確認。

アックスビレイの確認点・・・、互いに2ピッチずつ。
ことに雨後の寒気で、シャフトが刺さらない氷結斜面だったので 真剣そのもの。
中斜面であっても 一旦滑り出したら 止まらない? 迫力万点の訓練でした。
25mロープなので滑落した場合には 最大50mは流されることになる。


反省
今日は、 シャフトが雪面に刺さらない硬雪だったので、ピック部での代用としたが
この場合(斜度や雪面の状況でも違うが)、延ばすロープの操り出し量をパートナーと
取り決めて置く必要がある。これって雪上訓練時の反省会でも「確認」されていない。
危険度が増すほどロープの繰り出しを少なくする・・・我々だけでも確認したい。

東北では 稜線縦走でスノーバーなどのアンカーを持って臨むパーティは少ない。
だからこそ現場合わせの確認が必要だ、10mの繰り出し量で「抑える」必要もある 
現場合わせで いちおう我々だけでも取り決めしておく。

ピック部打ち込みでのビレイなら 滑落方向とシャフトの向きなどを考えること。
ポイントはアンカーを打つ際に、シャフトを谷最深部の最大傾斜線に沿って向けビレイ点を作る。
ビレイヤーの位置も 支点に対して滑落方向以外の山側に変わる。ロープで足を払われぬように。

日山協による最新マニュアル・・・スタンディングアックスビレイの場合
まずプラトーの設営、セルフビレイ、ピッケルから出るスリングは最小最短にし、それを「山足」で踏みつける。
その際   支点と支点(カラビナと肩)は一直線、体軸を折らないということだ。(立木が多く実践はしなかったが…)


アイゼン
「前爪付き10本爪アイゼン」は正直いって、微妙・・・だということ。
母指球部分にツァッケが無いことが 氷結バーンでは問題かな?と思った。急斜面で真横に立つ際に、実際 滑ってしまった。
氷塊に乗っかった時、アイゼンの「雪ダンゴ防止プレート」が滑る素を作ったようだ。
アックスビレイ点になる足場をフラットにする際、氷雪をブレードで整地することがフェイルセーフ策かな。

その他
テープスリングは「肩掛け&チェスト」がダブル巻きできる長さのものを携行する。
(私の基本は スワミベルトをしてセルフビレイ、半マストで確保・制動・・・です)
太いブナの木が支点となっても対処できる充分な長さのビレイ用スリングを携行する。
安全環付きカラビナを最低1マイは携行する。アイゼンツァッケは事前に研ぐ。

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稜線まであと150m
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稜線まで100m・・・いよいよ藪突入か?

午前だけ3時間の訓練後に稜線に向かう。GPSは栗子稜線手前の蜜藪に突っ込む際に
あとどれくらい稜線との距離があるのか・・・を教えてくれ重宝しました。
藪の突入方向を定めるのに便利。稜線まで5mと6mとじゃ、5mの方位を選ぶよね。
あと6mという指示計が出た時に、そこでの状況はものすごい蜜藪だったので
こうも感想があっていいのかどうか ?ですが、今日は機械に勇気づけられました(笑)
いいプレゼントを戴き 今日の実戦投入で、初効果確認となりました。ありがとう 後輩たち。

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行きたかったぁぁ・・・栗子稜線から七ツ森を望む 奥に峠田山

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少しばっか 細くなったような??? 努力してるんだ・・・(笑)
今日の検診で 血糖値xxxと書かれた・・・んんんむう。酒を減らすか。。

でもね やっておくべきことを 本日はやれたんで 良かったと思ってます。
心置きなく会津を楽しみましょう! オヤジ マスターズ(笑)

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Commented by blackcoffee_4116 at 2015-04-11 09:58
KS
お疲れさまでした。
ザイルワークの確認は大変有益でした。ありがとうございます。
アックスビレーの反省はご指摘のとおりですね。うちの会ではスノーバー(アルミアングル自作)を持って行きましたが、あれ有効ですね。写真は私のブログに載せておきます。
・塩チャーシュー美味しかった!
・登山前のリンパマッサージのおかげか? 脚攣りなし、快調。
Commented by tabi-syashin at 2015-04-11 11:49
南会津の計画では特に危険個所は思いつきませんが、、、
あるとして、黒谷から火奴山尾根を使う場合ですかね?
融水濁流で渡渉ができるかどうか?

じゃなく、、、?

我々の体力があるかどうか?ですな(笑)
Commented at 2015-04-11 12:05
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by tabi-syashin (もときち) at 2015-04-17 19:50 x
今年の会津は雪が多い ということで、
黒谷林道からの丸山狙いは5月後半、6月にになりそうだな。。。
と決まれば、、、

連休明けは「再び」三岩に行こうかと思います。
ブナ平の上部で一泊して、坪入で偵察一泊して、、、
あとは 窓明から下ろう?
by tabi-syashin | 2015-04-09 21:03 | Mount Kuriko | Trackback | Comments(4)