Lancia Fulvia (Italy)

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2015 仙台 ヒストリックカー ・ クラシックカー ミーティング

開催日時: 4月18日 ・ 19日

開催場所: 仙台市民広場 (仙台市役所前 勾当台公園)

車両規定: 1985年までに生産された車両

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以下は 2007年10月の第39回泉ヶ岳ミーティングにて撮影した友人の車です。
フロントグリルとライト周りが変化していますが 僕的には初代のライトグリルが飛び出ていた方が好きです。休刊になった車雑誌「オート・ジャンブル」に特集が載っていたのでエンジン構造を転載しました。長いですが エンジンの構造やカム機構が面白いので 読んでみてください。
じつに良い天気でした。。。泉ヶ岳駐車場の気温は17℃ 心地よいお天気に恵まれよかったです。今日は イベントが各地で行われ ソチコチにお出かけの方も多く いつもの駐車場はハイキングの方々でたくさん埋まっておりました。しかも イッズミー参加者も10時を過ぎてからの方々が多く 早くも9時過ぎに来られた方々には それらしい車が少なく 驚かれたかもしれません。(とはいえ70人ぐらいでしたから ミレ・ミリアに出向いた方々のほうが多かったんじゃないかな?)

まあ いつものように いつもの場所で 車好きがさらに仲間を誘って集まってくる・・・ 埋まり行く会場を眺めるのは毎回見ていて気分がいいものです 誰かさんのために集まってるわけでもない 何やらイベント風でもないし 自分が半日ノンビリ愉しむためのミーティングなので その「普段着感覚」の考え方はいつまでも堅持したいものです。

1300ccの狭角13度V型4気筒エンジン。V型ですからそのメリットでエンジン自体が小さくなりますが、2枚下の画像:エンジン分解パーツのうち 短いクランクシャフトを見れば一目瞭然。

正方形に近いお弁当箱に載った黄色いカムカバーを剥がせば・・・ そのカム構造も下図のように手の込んだ造りになっていまして、、、図をみると・・・片側のカムが両側のシリンダーに跨るような給排気バルブ構造になっています、、、つまり、その一方のカムで片側のシリンダーの吸気と 向う側のシリンダーの排気とをそれぞれこなすように設計されております。単純なツインカム構造ではないんですが 何て上手く表現すればいいですかね~?困りましたな(笑) ただ50年を経て今でも VW・audiグループの現代車にこの機構が採用されております。

さらに エンジン自体は低重心を意図して設計され、ロッカーアーム機構による嵩みを解消するためと キャブの位置を下げるために45度も傾けてあります。 しかも前輪の車軸から完璧にオーバーハングした位置に搭載されています。エンジンが軽いから・・・だけなんでしょうか?FF車でラリーを戦うためにでしょうか? ホイルベースの関係だと思いますが・・・ なんせ 僕じゃ分かりません(笑) 

さらに下図のV字シリンダーに目をやって頂きまして そこのピストンヘッドをじっくり見て頂ければおわかり頂けるんですが・・・ エンジンを傾斜させた分 ピストンヘッドにも工夫が為されていまして 左右シリンダー非対称でヘッド自体に傾斜を与えているのがお分かりいただける筈です(バンク角が13度だから・・・一個のヘッドは6.5度ぐらいの傾斜角を持たせたんでしょうかぁ?測ってみないとわかりませんが・・・) いかがですか?確認できましたか?
 
次に その理由・・・って? うんむむむ~ぅ・・・ 吸気カムの角度に対し できるだけ鉛直にガスを吸い込ませようとするものか?ガスの濃淡を回避しながら 気化ガス供給を受け取ろうとされた角度なのか?排気効率を考えた結果なのか?吸気バルブリセスなのか?圧縮比なのか?・・・ とても僕じゃわかりません(笑) ただ、2枚目の画像の左下隅に「回答」らしきものが書いてあります、 読めるかな? 当時、どういう計算式でこれらの効率を計ったものでしょうか? それだって もちろん僕じゃ わかりません(笑)

さらに ピストンコンロッドの大端部(コンロッドとクランクシャフトを連結する穴の部分)付近に目をやりますと・・・ コンロッドボルトがコンロッド中心軸に対して 角度をつけて設計されてるのが分かりますでしょうか?エンジンオイルを掻き易くするため? 実際 何のためなのか?・・・これまた さらに 僕じゃ分かりません(笑) 
何といいましょうか・・・完璧に技術優先のプロダクツ=ランチャ社の徹底した独自設計路線が細部に伺えます。なんと手の込んだ、手間のかかった設計なんでしょうか!? (*追記 なぜ こんな金のかかるエンジン設計をしたんでしょうか?こんな疑問を解く鍵は・・・「ランチアがもつ開発魂とさらに「鋳物部門」を有していた」 という これらがキーポイントのようです)


ですので 短命のまま資本主義の世から消えてゆきましたけど その分 興味深い! 面白い!!と我々を唸らせるランチャ社は格別の存在になりました。もっともラリーシーンではフルビアだけじゃなく 続くストラトスといった伝説のマシーンが存在することが尚更そう思わせるんでしょうけど。。。軽いボディに 軽いエンジン、、、ラリーシーンに活躍を見せた血筋のフルビア1300でした。


凄いですねえ。運転席に乗り込んで感じることは ピラーの細さ 視界がとても広い さらにヘッドレストのない座席は 身体を充分に沈ませ支えてくれるしゴージャスな雰囲気があります。ハンドルを握った感じでは・・・ FFにありがちな?座席とハンドル中心軸のズレ、ABCペダルのオフセット感など一切感じられませんでした・・・こんな設計にも驚かされます。あとはどんだけ?エンジンを回せるか 排気音はどうか FF特性のトルクステアと オーバーハングに搭載されたエンジン位置によるタックイン特性はどんなもんか?など 試運転に期待がかかります・・・(笑)
そういえばフランクフルトショーだったか?3年前(2004)に「ニューフルビア」が発表されていました。エッジの効いたフロントグリルとトランクリッド、それら前後をホリゾンタルなサイドラインが見事に結んでいました・・・やはりオリジナルデザインは継承されていました。来年あたり、FIATグループから日本向けランチャ・フルビア・セールスデバイスが発表になれば・・・いよいよ日本市場でも売り出されるでしょうね・・・ ハイソなニューフルビア♪ 楽しみですね。

参考までに・・・フルビアシリーズの中で 最も美しいモデル、フルビア1300 ZAGATO。個人的には大のお気に入りです。 ランチアといえばラリーホモロゲのHFばかりが目立ちますけど そこはイタリアンザガートですから、、、アルミ打ち出しのファストバックボディの優美なクーペです。 しかもフロントフェンダーの上端が盛上がっています・・・FIAT Dino にも似た強調されたライン、素晴らしいです。 これらZAGATOや他にABARTHなどに焦点を当て、募集枠を独自に与えたフェスティバルでもあれば・・・いいんですがね~♪もっとたくさんのZAGATO&ABARTHが集まるんじゃないでしょうか?高級車ですが、、、期待しますm(__)m








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Commented by HITOIKI at 2015-03-18 23:16 x
車のことはわからない山好きですが、山と車に好きな tabi-syashinさんに伺いたいのですが。山と車の接点はなんなのでしょうか。車が大事ならば、山道は走らないだろうし、山道を分け入るならば車は限れるように思えるのです。そう思うのは僕の娘は異常に車好きなんです。その娘を山に向かわせるにはどうしたものかと思案中です。
Commented by tabi-syashin at 2015-03-19 13:55
接点ですか?なんも答えはありません(笑)。どちらも好きなだけです。例えば レコードを聴くときに 針を乗せる感覚・・・厳密にいえば山とは関連性はないですよね?でも好きな人は好きなんだろうと・・・それが答えです。

HITOIKIさんが謙虚に先輩から学べるという「自己の立場」は貴重ですね。 もう誰も教えてくれなくなりました。ネットで登山のログを眺めていても それは「他人の経験」「他人の登山」なだけで・・・どこにも自分としての創造性など見出せません。 他人の登る「世界」に自分を浸らせているだけです。他人のコピーをしていてもおそらく限界が近づいてくるだけです。それはただ 例えば「大きな怪我せず良かったですね」というだけで それそのものには「想像力」「創造性」がありません。いわゆるネットの功罪でもある「トレース文化」と云われているのですが、他人の結果に自分の未来の危険性を預けているだけです。まあ 安心に身を置きたいというなら立場はべつになりますが・・・ネットでもって誰もが同じコースを歩くようになった 言い換えれば ネットのログを負うことで 誰もが自分の山を持たなくなった と言えるでしょう。昔はネット情報がなかったので毎回がオリジナルで ワクワクしたものです。
Commented by tabi-syashin at 2015-03-19 13:56
山と車。。。車では過去においてもデザイン力の違いは明らかに感じます。車は 過去のことであっても そこにある「未来的な想像力」に感心します。過去から伝わった「時系列なバトン」のように(?)デザイン的にも機能的にもそう思えます。
じゃあ 未来的な要素を山に感じる人がいますか?という点ですが・・・感じる人は少ないでしょうね。すべて ネットやブログでの事象は他人のコピーやトレースですから。でも もしかすると それは「ワンゲル」的な登山スタイルに見出せるかもしれませんが。彼らはどんな海岸であろうと野山であろうと そこに新しい発見があるかもしれないと計画を建てて 既成の考え方を脱却して野山を闊歩するわけですから。。。名山志向等まるでないわけです。沢登りもオリジナル性は比較的にあるほうですね。
車は今も昔も 「創造性によって開発されていた」と考えられますから 山と車の共通点というなら そこでしょうか?

個人的な車の接点に関しては メカ好きが嵩じて車好きになった。サーキット走行が好きだった というベースがあって、それと猟奇的事件の多発などから ミーティングを提起した ということ。以前2月5日の記事にも書きました。 もう一つは 一定程度の仲間が周囲に居た ということでしょうか?。(書き直しました)

by tabi-syashin | 2015-03-18 16:05 | Car | Trackback | Comments(3)