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おかしな風潮になって来たぞ


こうまで言論人 報道関係者 音楽家 小説家が広く抗議の声を上げたということは・・・、戦前に見た「体制翼賛」の風潮が出始めていることを表すものと 僕は受け止めている。音楽家の坂本龍一さん、小説家の馳星周さん、女優の木内みどりさん、評論家の森永卓郎さん、美味しんぼの雁屋哲さん、漫画家の所十三さん等の名が賛同者欄に見受けられた。


いま、安倍政権は戦時国家という怖ろしい方向に向かっているような気がしてならない。歴代の総理ができなかった事をやろうとしている。こんな政権を生んだのは「国民の政治に対する無関心さにある」のだろうし、投票率の低さにそれは現われているわけで、視聴率偏重の娯楽番組主体とするマスメディアに もうジャーナリズムを期待するのは難しい事態だ。唯一 報道ステーションのみがジャーナリズムとしての自負を保つ番組だったが それさえも先日、古賀氏という貴重なコメンテーターが降板させられた。

「投票しても変らない」とかいう達観は一種の「現実逃避」、「責任転嫁」だということに早く気づくべきだ。憲法を改悪しようとする勢力にとって、「黙っている国民が多い」ってことはますます好都合になる。

山に登ることを少し休めて 政治に関心を今はもちたいと思う。

戦争になれば軍需産業だけが儲かってウハウハになるだけで、遺された大半の国民は平和を望んでいるに違いないのだから あえて紛争や戦争状態に身を置くというのは なおさら疎ましく思える。

今だからこそ 文化人や言論人、映画人が「右傾化の政治動静に注意したい」といっている。

『実際、テレビで政権批判をすると、発言者や局に対してネットなどを通じて「糾弾」の動きが起こり、現場の人々に圧力がかかっている』・・・着目すべきはこの事象だ。

ネットでいちいち煩わしいネトウヨと称される日陰な人たち、それを扇動する保守政治が 僕らの望むところではない方向に舵を切っているということだ。ネット世論が一般世論と同一だなんて誰も思っちゃいないのに・・・。

よくよく考えてものごとを捉えるべきだ。ネトウヨ諸君、君等は産経や読売新聞や文春、新潮などの扇動に毒されているだけだ。戦争になれば、前線に行かされるのはネトウヨといわれる保守勢力の独身諸君が先だ・・・としたら?

君はその時にどうするだろうか?右往左往して後悔に暮れてももう遅い。今わかっていることは、、、ネトウヨであってもなくても、君の母は出征する君の姿を見て悲しみの涙を流すんじゃないのか?ということだけだ。 

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by tabi-syashin | 2015-02-19 16:40 | colum | Comments(0)