2015年 02月 01日
第二、第三の・・・
日本の国にとって テロの経験は・・・いつからだったろう?
よど号ハイジャック、浅間山荘事件、連続企業爆破事件、、、極左による事件。毎日新聞社襲撃事件、、、極右による言論機関への襲撃事件。最近では オウム真理教サリン事件、テロとは違うが 周期的に起きる猟奇的事件。
それらはほぼ 一時的な騒ぎがあって犠牲者が出たが、またそれらは因果関係があって事件として終結している。残るは 国内の猟奇的事件と 北朝鮮による誘拐事件と イスラム諸国で起きた今回のテロ事件だ。後藤さんは「弱い者の味方であろうとしていた。誰かが伝えなければ、という使命感からシリアに行った」と池上彰さんは語っている。
アラブ諸国の宗派闘争やアメリカによるイラク攻撃、それらが招く荒廃や難民たち その子供たちを救おうという活動家たち。国内でネトウヨとかナントカと言ってる間に ジャーナリストたちが ボランティアたちが 医療チームの方たちが 世界の戦争地帯に飛びこんで「窮状を訴え」「命を救う」仕事をしている。
先日から透かしだされた事実だ。70年代、日本の若者にはなかった世界観、社会的思想が世界を舞台にウネリとして渦巻き動いてる。それが 「進んだ一定層」を世界に飛びこませているんだろう。後藤さんは犠牲になったけれど第二、第三の「ケンジ」は今も世界のどこかで活躍している。
それにしても 案の定というか・・・
自衛隊での救出に意欲だとか 海外派兵の法整備だとか やおらテロを口実にかまびすしくなってきたな。 問題はソコなんだと思う。昨年の秋から身代金が要求されていたけど、情報を秘匿したまま年末選挙に突入させたわけで、結果 これで地域限定のない集団的自衛権が立てやすくなったと いよいよ憲法改正だと 安倍政権は色めき立ってるが 実はソコが問題なのだ。
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とここまで書いてきたが・・・ どうも腑に落ちない部分があって とあるブログ*で指摘されている。
つまり 何故に後藤さんは2回目にアラブに渡ったのか?この疑問に対する答えがようやく分かって来たのである。
ぼくは時事問題が大好きなんですよ、動機の問題とか 影響因子とか 背後関係とか
だから いま流行りのプロフィール解析なんかは特に興味があります。