2013年 03月 17日
早春の男沼
不動湯温泉への道は 途中で急に閉ざされた。
車を降り、道の先を窺うが、、、前進は無理のようだ。
まだまだ春と呼ぶには寂しい。春はこれからという風だ。
長靴に履き替え 男沼に向かって歩く 雪は締まっていた。
土手に蕗の薹を探すが 芽も蕾も出ていない。
やがて先の方 白い林に 淡青く沼が見えてくる。
沼は深緑さがなく むしろグレーがかっていた。
男沼は枯木と残雪に囲まれ 未だ眠っているかのよう。
川鵜が一羽 降り立った。
この男沼から歩いて30分ほどの所に仁田沼がある。
雪が消え 水芭蕉が咲くまで あと一月ほどかな。
こんな事実もある
以前にも書いたのだが、、、釣り師たちのマナーの悪さに唖然とする。
自分の愉しむ沼なら何をやってもいいのか? 地元の者はこんな事をしない。
旅の恥はかき捨て そんな心理が沼を汚してしまうんだろうな。
ペットボトルに水を入れてビニール紐で結んである 何かの重石に使ったんだろう
もしそうなら 先日の強風ですっかり飛んでしまっているはずだ。