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余計なお世話ですが・・・_d0237340_1627128.gif

「岳」
岳というくらいだから嶽々しいイメージなんでしょうか? 里山・藪山がその対象になるのか?という問題はさておき以下は 自分の考えです。気楽に考えてみてください。


「能ある鷹は爪を隠す」
謙譲な心を美徳とする日本人であれば 自己紹介のときに「宮城の岳人 ◎×です」 とは言わない。「宮城の山好きっす」 とか 「藪専です」 とかでしょ? ましてや「岳人やってます」と職業紹介のような名乗り方もしない。「岳人」という言葉には「敬意」が込められて使われているからだよね。

「私は宮城の天才 ◎×です」 
って・・・自ら名乗る人って見たことも聞いたこともない。「宮城のヒマ人やってます」って 冗談や謙遜ならありだと思うけど、ノリ なのかな?それにしたって 「皆さん 私は宮城の人格者です」と名乗る方がいる? 第三者から 「あの人は立派な人だ」と言われたり、「名誉」や「褒め言葉」風に 使うんじゃないのかな?

「謙譲」
自分の能力や功績を人前に自慢したりしない表現を古来、謙譲という。だから「私は自他共に認める人格者だ」とは言わない。けれども「自他ともに認める山好き」とか「自他共に認める趣味人」、「娘からアホと呼ばれるほど山好き」とか 自分がへりくだるなら 日本語として成立する。

「威厳」
謙遜、謙譲、敬意、、、一人称ではなく三人称で使われる言葉なんじゃないかな。「岳人という言葉に尊敬や威厳を持たせた使い方」が一般的だし 使い方としては そっちが宜しいんじゃないかな?
一人称で使わず むしろ謙譲語として遣ったほうがいいんじゃないか!

「岳人」
還暦ほどの者が自らを「岳人」と称しプロフに載せている方がいるけど、「岳人を自称する」つかい方はヘンでないの? 経験の長い山岳会の方々でも 自ら岳人と称することなどしません。皆無。「衒い」を排するというか むしろ己を諫め慎んでいる。それが普通です 










# by tabi-syashin | 2016-12-31 22:39 | colum | Comments(5)